フォトグラファーのルーはエア ヴェイパーマックス プラスを選び、今も建設が続くパリの「works-in-progress（進行中）」の姿をイメージしたデザインを作成した。「パリには素晴らしいビルや場所がたくさんあって、常に進化し続けているの」彼女は説明する。「楽しくて、遊び心にあふれたシューズにしたかった。Swooshを替えられるようにしたのも、ストラップなしで履けるようにしたのも、そんな理由から。建設中のシューズという雰囲気を出したかったの」

このプロジェクトは、今もルーに大きな影響を与えているという。「世界で最も大きなブランドの1つとシューズをデザインできたなんて驚きよ」彼女は語る。「選ばれてからずっと『これは本当に現実なの？』って考えてる。このプロジェクトに参加できたおかげで、自分の将来に対して大きく自信がついたわ。どんなことだってできると気付いたし、居心地の良い場所に留まっていてはダメなんだと感じた」

「On Air」のような体験は視野を広げてくれるとルーは説明する。「『On Air』に参加したことで、本当に自分の視野が広がったと感じるし、旅先で素晴らしい人たちと出会うこともできたの」彼女は振り返る。「それに、信じられないほど多くのサポートをしてもらったわ。この体験のおかげで新しい仕事のチャンスにもつながったし、より広い観点から物事を見られるようになったと思う」