持続可能な素材とイノベーション
NIKE FORWARD
Nike Forwardは、超薄型のニードルパンチ層を使用した新素材。
抜群に暖かく驚くほど軽量ですが、最も重要なことは、Nike Forwardのデビューコレクションの二酸化炭素排出量が、従来のニットフリースと比較して平均75%少なくなっていることです。
NIKE FORWARD
Nike Forwardは、超薄型のニードルパンチ層を使用した新素材。
抜群に暖かく驚くほど軽量ですが、最も重要なことは、Nike Forwardのデビューコレクションの二酸化炭素排出量が、
従来のニットフリースと比較して平均75%少なくなっていることです。
素材の選択
二酸化炭素排出ゼロと廃棄物ゼロに向けた大きなステップのひとつは、製品からの排出量の70%以上を占める素材の選択にあります。既存のプラスチック、糸、テキスタイルを再利用することによって、二酸化炭素排出量を大幅に削減しています。
Nike Flyknit
Nike Flyknitは、従来のフットウェアーアッパーよりも廃棄物を平均で60%削減するよう精密に設計されています。Flyknitを用いた各アッパーには、プラスチックボトル6-7本分のプラスチックが含まれている。
Nike Flyleather
見た目、質感、香りが天然革のようなFlyleatherは、再生レザー繊維を50%以上使用し、従来の革製法よりも炭素排出量を減らした革新的な製法で製造されています。また、Nike Flyleatherはロール状に製造されるため、裁断効率を向上することができ、フルグレインレザーの従来の裁断・縫製方法と比べて廃棄物が少なくなっています。
Nike Air
2008年以降にデザインされた、すべてのNike Airソールに製造廃棄物をリサイクルした素材が50%以上使用され、製造には100%再生可能エネルギーが使用されています。また、新しく革新的なクッショニングシステムには、Airソールの製造過程で廃棄された素材が90%以上再利用されています。
再生ポリエステル
Nikeのリサイクルポリエステルは、プラスチックボトルを洗浄して細片に切り刻み、パレットにして、高品質の糸に紡いで作られています。プラスチックボトルを再利用して作られる再生ポリエステルを使用することにより、新しくポリエステルを生産する場合と比較し、廃棄物の削減と炭素排出量も約30%削減されています。これにより、埋め立てに使われたり、水路に流れ込んだりするプラスチップボトルが年間10億本も転用されています。
地球環境に優しいコットン素材
Nikeは、2020年までに持続可能なコットンを100%使用することを目標としています。これは、オーガニック認証を受けたコットン、再生コットン、ベター・コットン・イニシアチブ(BCI)の認定を受けたコットンを使用することを意味します。これらの素材は、農法を改良することにより、従来の栽培方法よりも少量の水や、農薬で栽培されているにも関わらず、従来のコットンと同等またはそれ以上の品質を実現しています。年間680トンのコットンをリサイクルするだけでなく、化石燃料由来の殺虫剤や合成肥料を使用せず土壌の健全性と自然の生態系を保ち、作業者と農業従事者の権利も尊重しています。
リサイクルナイロン
リサイクルナイロンは、カーペット、使用済みの漁網などの様々な素材から転用されたものだ。これを洗浄して仕分けし、細片にした後、化学的または機械的に再生処理を行っています。新たに再生されたナイロンの糸は、二酸化炭素排出量が再生されていないナイロンの2分の1となります。
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Move to Zeroは、炭素と廃棄物の排出量をゼロにすることを目指し、スポーツの未来を守る取り組みです。世界中全てのアスリートに尽くすことがナイキの存在意義であるならば、地球環境を守ることはナイキの使命でもあります。この取り組みに、ゴールはありません。
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