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REACT VAPOR STREET

デザイン誕生まで

昨年、Nikeはフルマラソン2時間の壁を破るチャレンジ「Breaking2」を実施した。このチャレンジのために開発されたのが、最新のテクノロジーを備えたナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート。このシューズを履いた3人のランナーが、5月にイタリア、モンツァで行われたチャレンジに参加した。このシューズの技術に求められたのは、機能性を追求した最新のシルエット。スピードだけでなく、アスリートがより長い距離と時間を走れるようにする保護力と快適性が必要だった。

快適な履き心地が持続するライフスタイルシューズとして、Nikeはリアクト ヴェイパー ストリート フライニットを開発。「ズーム ヴェイパーフライ エリートは、スポーツを真の意味で進化させた魅力的なシューズです」そう語るのは、Nike Sportswearのデザイナーを務めるネイサン・シュルツだ。「私たちは、このデザインが本来の目的を超えて、カルチャーの面でも大きな影響を与えられると考えました」

リアクト ヴェイパー ストリート フライニットは、ヴェイパーフライ エリートのFlyknitアッパーが持つ形状と柔軟性を継承。ミッドソールまではみ出した大型のSwooshロゴも同じものを使用した。足裏には、柔らかく反発力に優れたNike Reactソールを配している。

「ランニングでは、クッショニングと快適性が最も重視されます」Nike Sport Research Labの上級研究員で生体力学を研究するゲン・ルオは説明する。「保護力と快適性は、リアクト ヴェイパー ストリート フライニットのような、よりカジュアルなシューズでも必須の要素なのです。」