
SB ブレーザー MID 'LANCE MOUNTAIN'
デザイン誕生まで
スケートボート界のレジェンド、ランス・マウンテンが初めて目にしたナイキ ブレーザーは、実物ではなく、スケートボード雑誌に掲載された写真だった。「1978年からブレーザーをよく目にするようになった」と彼は振り返る。「当時トップだったプロスケーターたちがブレーザーを履いていることが多かったんだ。それが初めての出会いだったね。いつも気になるシューズだったし、僕の青春の一部とも言える。だから、Nikeとのコラボレーションが決まったとき、すぐにこのシューズが頭に浮かんだ」ナイキ SB ズーム ブレーザー MID 'Lance Mountain' のデザインを手掛けたのは、シニアカラーデザイナーのハーシェル・バルトロツキー。彼は、伝説のスケーターのプールスケートボードへの愛着と、子供時代に憧れたシルエットへの思い入れを表現することにした。

ハーシェルが生み出したカラースキームでは、コンサートのポスターに使われた70年代のプリズムフェードカラーという、ランスのスケートボードのグラフィックに見られる奇抜な特長をイメージ。さらに、彼のお気に入りのスケート場であるプールのタイルも取り入れた。「プールスケートボードは、ストリート版のハーフパイプなんだ。70年代は、プールがスケートパークのようだった。裏庭のプールからはじまって、スケートパークのプール、そして着実に洗練され大きく進化していった」ランスは語る。「今もプールで乗っているよ。ここが僕のスケート場だからね。ここ10年は、プール以外の場所で乗ることはめったにない」

ランスの揺るぎない情熱を称えるべく、ナイキ SB ズーム ブレーザー MID 'Lance Mountain' には、ランスのプールに寄せる思いとシューズとのつながりを表現したグラフィックの装飾が施された。左のシューズには、ランスがスケートボード雑誌でブレーザーをよく目にするようになった年の「78」を、 右のシューズには現在と未来への希望を表す「17」を配置。また、「78」と「17」の数字には、プールの水深表示のようなフォントが使われている。

SB ブレーザー MID
LANCE MOUNTAIN
消費税は価格に含まれています