2003年4月16日、MJはフィラデルフィアで開催されたワシントン・ウィザーズの試合に出場。彼にとってNBA現役最後となるこの試合は、3分間におよぶスタンディングオベーションから始まった。洗練されたスタイルに身を包んだ彼の足元を飾るのはエア ジョーダン 18。これはシリーズの数々の人気モデルからヒントを得たデザインで、ジョーダンの多岐にわたる驚くべき伝説を表現したものだ。エア ジョーダン 18では、再びイタリアのデザインをまとい、高級スポーツカーをインスピレーション源として採用。滑らかなレーシングカーのライン、F1レースカーとドライビングシューズのディテール、上質なイタリア製ドレスシューズの凝ったステッチが取り入れられている。

エア ジョーダン 18では、スエードとレザーといった上質な素材に3つの上品なカラーを使い、バスケットボール界の帝王の風格を体現。“Black Royal” のカラーにはブラックのスエードをケアするブラシ、クリーニング用のタオル、エア ジョーダン 18のドライバーマニュアルの冊子が付属していた。MJがコートで着用した最後のAir Jordanシューズとなったエア ジョーダン 18には、どんなに細かい部分にも妥協しない伝説のプレーヤーの高い基準が表れている。