ウォーターエアロビクス初心者におすすめのギア
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ウォーターエアロビクスインストラクターに聞いた、プールでより良いワークアウトをするために役立つ8種類のウォーターエアロビクス用ギアをチェックしよう。

水中でのワークアウトには、さまざまなメリットがある。関節への負担が軽減される低負荷または無負荷のエクササイズであり、ランニングなどの高負荷のスポーツで疲れた体を休めたい人にぴったりのクロストレーニングだ。
ウォーターエアロビクスでは、陸上で行われるさまざまな有酸素運動(ウォーキング、ジャンピングジャック、アームリフト、レッグリフトなど)を水中で行う。 また、ウォーターエアロビクスは、レジスタンストレーニングの一種でもある。 水は空気よりも抵抗が強いため、水中でのワークアウトは関節への負担を軽減しながら筋力や持久力を鍛えられる。
「覚えておいてほしいのは、ほとんどの場合、自分で抵抗の強さを決められるということです」と語るのは、カリフォルニア州カラバサスのウォーターエアロビクスインストラクター、コートニー・バーデンだ。 「ゆっくり動けば弱い抵抗、速く動けば強い抵抗が生じます」
プールでのセッションのメリットを最大限に生かすために、ワークアウトをよりやりがいのあるものにするウォーターエアロビクス用ギアを使用することを、バーデンは勧めている。 バーデンが推奨する、ワークアウトを楽しく効率的に行うための機能的で面白いギアをチェックしよう。
ウォーターエアロビクスに欠かせない8つのギア
1. 水着
まず何より、パフォーマンス水着で水中ワークアウトの準備を整えよう。 Nikeには、ワンピース水着、ビキニ、スイムトランクス、ジャマー、スイムブリーフなど、メンズとウィメンズの幅広いスイムスイーツが揃っている。 日差しから体を守るために、水着とハイドロガードスイムシャツを組み合わせて、肌が露出している部分には日焼け止めを塗ろう。
2. フロテーションベルト
多くのランナー(または高負荷のスポーツに取り組むその他のアスリート)にとって怪我をしたときのプールランニングは定番だ。 プールランニングは路上のランニングに代わる低負荷のアクティビティであり、怪我の回復やリハビリに効果的。
「(フロテーション)ベルトを着用すると、深い場所で浮くことができます。多くのエクササイズでは、深部腹筋群を使って直立姿勢を維持しなければなりません」とバーデンは言う。 「また、フロテーションベルトを使えば、水中でもっとダイナミックに運動できます」
プールランニングやプールウォーキングの他に、プライオメトリクスにも使用できる。 パワーと瞬発力を鍛えることを目的としたこのタイプのトレーニングでは、全力のジャンプを短時間のインターバルで行う。 プライオメトリックジャンプは、陸上で行うと膝に負担がかかるが、水中なら体にストレスをかけることなく行える。
「フロテーションベルトを着用すれば、浅い場所でも深い場所でもウォーキングやランニングをすることができ、さらに浅い場所でプライオメトリックジャンプをすることもできるのです」とバーデンは言う。 「初心者はジャンプトレーニング経験者よりも瞬発力が弱いだけで、どのレベルのアスリートでもプライオメトリクスを実践することができます。 水には、ジャンプ時に関節にかかる負荷を大きく軽減する効果があります」
3. ハンドウェイト
バーデンによると、プール用ハンドウェイトを使用するとエクササイズ中の抵抗が強まるため、水中でのワークアウトで筋力や持久力を鍛えるために役立つ。 ウェイトを使って行える運動には、ベーシックロー、フロントストライド、バイセップスカールなどがある。 陸上で行うクリエイティブで気晴らしになるエクササイズを水中でウェイトを使って行い、目的に合わせてやりがいのあるワークアウトにすることを、バーデンは勧めている。
4. スイムブーツ
スイムブーツもウェイトの一種だ。バーデンはプールでのワークアウトで使用することを勧めている。 足に着用するため、下半身に抵抗が加わり、プール用ハンドウェイトで上半身が鍛えられるのと同様の効果が得られる。
ハンドウェイトを使ったエクササイズや自重エクササイズと同じように、スイムブーツを着用して行うエクササイズもスピードが増すほど水中での抵抗が強くなる。スピードを上げるときは適切な方法で行うよう気を付けよう。
5. ビート板
フロテーションベルトがなくても、ビート板があれば、水中で効果的な有酸素運動を行い、足の筋肉を鍛えることができる。 ビート板を体の前でつかみ、バタ足で水中を前進しよう。
6 スイムキャップ
スイムキャップは、ウォーターエアロビクスで役立つアクセサリーだ。塩素によって髪の毛が傷むのを防ぐほか、後れ毛が顔を覆ったりプールに流れたりするのを防ぐこともできる。 Nikeは、さまざまなカラーのシリコン製スイムキャップを豊富に取り揃えている。
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7. スイムロッカーバッグ
スイムロッカーバッグは、ウォーターエアロビクス用のギアをプールに持っていくために必要不可欠なアクセサリーだ。 Nikeには、さまざまなカラーとパターンのスイムロッカーバッグがある。排水孔を備えているため、 水着やタオルなどのアイテムをバッグに入れたまま乾燥させることができる。
8. スイムゴーグル
ゴーグルを着用すれば、水が目に入るのを防ぐことができる。また、ミラー加工のレンズを使用したゴーグルは、晴れた日に眩しさや紫外線を抑えるために役立つ。 ワークアウト中に顔を水に入れない予定であればゴーグルは必要ないかもしれないが、水中を泳ぐ場合に備えてゴーグルを持っておくとよいだろう。
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文:エミリア・ベントン