ポッドキャスト「TRAINED トレーニング最前線」:コーチ・チーズが語る、伝統を築く方法
Coaching
この陸上競技チームは、スポーツの歴史に織り込まれている。チームの伝統を引き継ぐ元メンバー、チャンドラ・チーズボローの話を聞いてみよう。
最終更新日:2022年8月22日
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「トレーニング最前線」は、最先端のフィットネス情報を紹介するポッドキャスト。
現在は話題になることは少なくなったが、テネシー州立大学の女子陸上競技チーム、タイガーベルは、テネシー州の歴史上、最も優れた業績を残したスポーツクラブの1つとして知られる。伝説的なコーチ、エド・テンプルの在任中、メンバー全員が黒人で構成された歴史的なチームから40人のオリンピック選手が生まれ、23個のメダルを獲得。その多くが、人種差別的な内容を含むジム・クロウ法が施行中の米国南部で、男女の機会均等を定めたタイトル・ナインが成立する前の時代に成し遂げられた。こうした壁を破った短距離走者の1人が、オリンピック金メダリストでテネシー州立大学の陸上競技ディレクターを務める、「コーチ・チーズ」ことチャンドラ・チーズボローだ。ジャクリン・バイラーが司会を務める今回のエピソードでは、チャンドラがタイガーベル時代について回想。アスリートとして、そして現在はコーチとして大きな成功を収める彼女にエド・テンプルが与えた影響について説明する。また、クラブの歴史を現在まで引き継ぐために行っていること、歴史に名を残したいと考えるアスリートへのアドバイスも紹介する。
「心をコーチングすることはできません。思いやりの心や勇気は、本人が持っていなければならないもの。そういう強い心の持ち主のコーチをしたいですね。すぐに才能のある人を抜かしていきますから」
チャンドラ・チーズボロー
タイガーベルの元メンバー、テネシー州立大学陸上競技チームのディレクター
マインドセット、運動、食事、リカバリー、睡眠に関する質問を受付中。ゲストやトピックについての提案も、司会のジャクリンにメール(trained@nike.com)で送ってみよう。