ナイキ ワイルドホース 10 とナイキ カイガー 10のプレビュー

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進化を続ける定番のトレイルランニングシューズをいち早くチェック。

最終更新日:2024年9月9日
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Nike Trailから、ワイルドホース 10とカイガー 10が登場
  • Nikeは2014年に初めてカイガーとワイルドホースを含むトレイルランニングシューズを発売した。軽量なカイガーは50km未満のトレイルレース用にデザインされ、頑丈なワイルドホースは短いトレーニングランからウルトラマラソンまでの幅広い用途に対応する。
  • それ以来、Nikeは両シューズの改良を重ねてきた。2025年4月には、どちらも第10弾となるモデルが全世界で発売される予定だ。
  • ナイキ カイガー 10は今回初めてVibram Megagripアウトソールを搭載し、トラクションと耐久性を強化。前足部にはロックシールドを備え、ミッドソールにはCushlon 3.0フォームを採用している。
  • ナイキ リアクトX ワイルドホース 10は、前バージョンよりスタックが3mmほど厚みを増した。前足部にはロックシールドを搭載し、つま先の保護も強化。Nike ReactXフォームの採用により、従来モデルよりも35gの軽量化を実現している。

トレイルランナーは、常に自己を改革し続ける。それはNikeも同様だ。Nikeは2014年よりカイガーとワイルドホースを含むトレイルランニングシューズの提供を開始した。ミニマルで軽量なカイガーは、50km未満のレース用。頑丈なワイルドホースは5kmランからウルトラマラソンまでさまざまな用途を想定し、トラクション、クッショニング、ホールド感を強化した。その後、Nikeは両シューズのアップデートを重ね、デザインの改善を続けている。2025年4月には、最新モデルのナイキ カイガー 10とナイキ リアクトX ワイルドホース 10がリリースされる予定だ。

Nike Trailから、ワイルドホース 10とカイガー 10が登場

ナイキ カイガー 10は、グリップ性に優れた丈夫なアウトソールを搭載。摩耗しやすい部分には強度を加えている。サポート性とクッション性を高めるため、前足部のロックシールドと反発力に優れたCushlon 3.0フォームミッドソールを採用した。ナイキ カイガーの愛用者でもあるベイリー・コバルチェク(Nike Trailアスリート)は、次のように助言する。「さまざまな地形で50km程度までの距離を速く走れる薄型のシューズが欲しいなら、このシューズがおすすめです。平地でも急斜面でも、難易度の高い地形でも、スピード、精度、安定感に自信が持てます」


一方のナイキ リアクトX ワイルドホース 10は、極めて険しい斜面でも走り抜けられる設計だ。今回の改良では、あらゆる地形に対応する合成素材のアウトソールを採用。ロックシールドを搭載し、つま先の保護も強化している。前作モデルよりスタックが3mm厚くなり、機能も向上したにもかかわらず35g軽くなった。これはNike Reactフォームよりも軽量で反発力に優れたNike ReactXフォームの恩恵でもある。ウルトラマラソンランナーでもある愛用者のサリー・マクレーは、次のように熱く語ってくれた。「どんな地形や天候でも、このワイルドホースは存分に真価を発揮して、持ちこたえます。最後までランをサポートしてくれるので、次の200マイル(約322km)レースでも履く予定です」

Nike Trailから、ワイルドホース 10とカイガー 10が登場

Nikeのデザイナーたちは、究極の頂点を目指してしのぎを削っている。粘り強くパフォーマンスの完成度を追求しかないのだ。「Nike Trailについていつも感心するのは、ブランドにかかわる誰もが常に改善点を模索していること。もっと革新的な発想で最先端を維持し、アスリートのニーズを解明することに注力しています」とマクレーは語る。そんな理想を実現するは、いつもイノベーションの力だ。

公開日:2024年9月9日