注目の新人:ミーガン・ザ・スタリオン
Athletes*
世界に向けてこれまでのフィットネスの取り組みをシェアするミーガン・ザ・スタリオン。その流れで彼女と同じくらいクールなファンたちに、冒険心を持って自分たちの言葉でスポーツを定義してもらうのが彼女の目的だ。
ミーガン・ザ・スタリオンのパフォーマンスには、アスリートの動きを見ることができる。ラップに合わせてトゥワークしながら、体を地面からわずかに浮かせ、両脚を大きく開いて深くスクワットし、人間離れした膝の動きを見せる。彼女のパフォーマンスから生まれる解放的な動きは、テキサスはヒューストン出身のラッパーという経歴や、その超人的な膝の動きだけが要因だけではない。動きに無駄な力がいっさい入っていないことに人々は驚かされるのだ。彼女はただ体を動かしているのではない。これは、世界中のファンたちに、スポーツは自分自身で追求するものであることを知ってもらおうという、プロアスリートとしての活動なのである。
「ダンスもパフォーマンスもラップも、私にとってはスポーツ。どれも何の努力もせずにできると思っているなら、それは違う」
– ミーガン・ザ・スタリオン
背が高く、がっちりとした体格に成長したミーガン。家族や友達からのすすめで、バスケットボールからバレーボール、陸上まで、さまざまなスポーツに取り組んだ。しかし、ダンスという、ポジティブに気持ちを解放する方法と出会った彼女。自信を高め、自分はアスリートだと思わせてくれたのがダンスだった。「夢中になったし、私の心にすっぽり収まった」と彼女は語る。
心身の健康に関する見直しを始めたミーガンは、彼女なりのスピリットを周囲にも根付かせるため、自身のファンコミュニティである「Hotties」に向けて熱心に呼びかけるように。「私は自分の体が何よりも大好き。というか、ナンバーワン。私はダイナマイトボディで、がっしりした体格で、背も高い。でも、常に心も体も健康だと絶対の自信を持っていたい」と彼女は語っている。ファンたちのサポートコミュニティはますます広がっており、彼女は常に責任を持って、彼らが達成可能な目標を設定できるように励ましている。彼女にとって重要なのは、目に見える進歩だけではなく、立ちはだかる困難もファンに示すこと。
ときにはポジティブな励ましの言葉ややる気を起こさせる前向きな考え方が必要なのも、また現実だ。ありがたいことに、ペップトークという簡単な言葉で人を励ますスキルを身に付けたミーガン。ファンたちが自分自身を信じるように励ますことでお返しをしたいと考えている。
「きちんと言葉を受け取ってくれたファンから、また他のファンに伝わる。自分自身にもどんどんポジティブな言葉をかけてあげるべき」と彼女は言う。「起きて鏡を見て、私はとびきりいい女、素晴らしいコーチだと語りかけるの」
– ミーガン・ザ・スタリオン
すでに理想と現実の間でフィットネスの目標を軽々と達成した人についていくなら誰でもできる。そこに身体と心を投入すれば、あなたは立派なアスリートだ。
文:クローバー・ホープ、@clovito 、ディレクター:マイク・カーソン、@mikecarson 、写真:エイドリアン・ラケル、@adrienneraquel