インディアン・ジムカーナFC
Community
西ロンドンを拠点とするジムカーナFCは、固定概念を破り、サッカーのまったく新しい未来を生み出そうとしている。
最終更新日:2021年8月9日
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1916年に誕生したインディアン・ジムカーナ・フットボールクラブ。創設以来、地元に根差したスポーツを盛り上げ、ロンドンの第二世代アジア人コミュニティの拠点となってきた。友情を育み、試合となれば闘争心を燃やして観客を大いに盛り上げる彼らがエネルギー源としているのはある目的。それは、固定概念に挑み、サッカーの新しい時代への道を切り開くこと。
初代チームキャプテン、JTはこう語る。「僕たちのコミュニティは、この国のサッカー文化の一部として見られたことは一度もありません。これは僕たちが破らなきゃいけない固定概念なんです」
「Crew Love」の今回のエピソードでは、真のコミュニティ主導のサッカーが生み出すパワーを称えている。ジムカーナFCは、過去100年間にわたってカルチャーとコミュニティを築き上げ、現在も力強く発展している。その前進を支えるのは、チームメイトたちの未来を信じる力と、困難に打ち勝とうとする意志だ。
「僕たちは今までとは違う時代にいます。この世代は何かに挑戦することを恐れない。とても刺激を受けます」
故郷である、西ロンドンのオスタリーに集まったチームメンバー。トレーニングや試合に取り組む様子、そしてサッカーの現状に対する彼らの考えをチェックしよう。
文:リズ・ボールドウィン
写真:オリー・ラドフォード
ビデオ:マイルズ・デセンバーグ、ジョッシュ・ブラーバーグ、ジャック・ウィルキンソン、ジョエル・ハニーウェル