ダウンジャケットのお手入れ方法
製品のお手入れ
Nikeのヒントを参考に、ダウンジャケットをお手入れ。いつも清潔でふわふわな状態にキープしよう。
備品
- 低刺激性の洗濯洗剤か石けん
ツール
- ドラム式洗濯機またはバスタブ
- ドライヤーボールかテニスボール(オプション)
ダウンジャケットは、寒い季節の定番アイテム。驚くほど暖かい快適な着心地を提供する。 だが日常的に着用してワンシーズンが過ぎると、生地がくたびれて見えたり、ふわふわだったダウンの中わたがつぶれて薄くなったりする。 そうなったら、ダウンジャケットをお手入れするタイミングだ。
ダウンジャケットはドライクリーニング店に出す必要があると思われているが、実は必ずしもそうではない。 ダウンやポリエステルの中わたを詰めたNikeのパファージャケットは、自宅の洗濯機で簡単に洗ってお手入れできる。
他の衣類と同様に、洗う前には必ずタグをチェックし、パファージャケットのお手入れ方法に従うようにしよう。 洗濯機や手洗いが推奨されている製品なら、ここで紹介するヒントを参考にしてダウンジャケットを洗濯しよう。
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ダウンジャケットを洗濯機で洗う方法
1.できればドラム式洗濯機を使う
中心に撹拌翼がないドラム式洗濯機は、タテ型洗濯機よりも衣類をやさしく洗える傾向がある。撹拌翼があると、洗濯中にジャケットが引っかかって破れるおそれがあるためだ。
やむなくタテ型洗濯機を使う場合は、メッシュの洗濯ネットにジャケットを入れてから洗うのがベストだ。 洗濯ネットに入れれば、袖が撹拌翼に引っかかるのを防げる。 洗濯機に刺激の強い洗剤が残っていたら、ジャケットを入れる前に取り除こう。洗剤投入口もきれいにしておくこと。
2.低刺激性の洗剤を選ぶ
ダウンジャケットを洗うには、刺激が強すぎる洗剤もある。そのような洗剤で洗うと、ダウンから天然油分が奪われてしまうことがある。 ダウン専用洗剤の購入も検討しよう。 専用の洗剤がない場合は(あるいはポリエステルのパファージャケットを洗濯する場合は)、低刺激性の洗濯洗剤を選ぶ。
3.ダウンジャケットの準備をする
ポケットに何も残っていないことを確認したら、ジャケットのジッパーを上げ、ポケットを閉じる。 次に、ジャケットを裏返しにして、 同様のダウン製品と一緒に洗うか、ジャケットのみを洗濯する。
4.洗濯機を適切に設定する
水温を冷水に、脱水サイクルを低速か標準に設定する。 タテ型洗濯機を使用する場合は、低速回転に設定すること。 ダウンジャケット1着のみを洗濯する場合は、水量を少なめに設定しよう。
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ダウンジャケットを手洗いする方法
- きれいなバスタブか大型の流し台にぬるま湯をためる。
- ぬるま湯をためている間に、低刺激性の洗濯洗剤かダウン専用の洗剤をキャップ1杯分入れる。
- ジャケットをぬるま湯に沈め、数分間浸け置きする。
- ジャケットを手で軽くこすって洗う。
- バスタブか流し台から水を抜き、ジャケットからできるだけ水分を押し出す。 ジャケットの水分を無理に絞り出すのではなく、バスタブや流し台の側面に押し付けるようにするとよい。
- ジャケットはまだかなり水分を含んだ状態。 床にバスタオルを敷き、その上にジャケットを広げて置く。
- ジャケットを内側にしてタオルごと巻く。 巻いたタオルを上から踏んで、余分な水分をやさしく絞り出す。
ダウンジャケットの乾かし方
手洗いする場合でも、ダウンが固まるのを防ぐために、乾燥機で乾かすのがベストだ。 つるして干すだけでは、ふわふわの状態に戻らない可能性がある。
- ジャケットのジッパーを閉めてから、乾燥機に入れる。
- ダウンが固まるのを防ぐために、テニスボールかドライヤーボールを2~3個入れる。
- 低温設定で乾燥機にかける。
- 乾燥機の運転終了後もまだ湿っているようなら、低温設定でもう一度乾燥機にかける。
よくある質問
ダウンジャケットはどのくらいの頻度で洗うべき?
日常的に(週に数回)着用するなら、月1回程度洗濯するのが望ましい。 それほど頻繁に着用しない場合は、年に1~2回、特に冬が終わった時期に洗い、きれいな状態で次の冬を迎えられるようにしておくといいだろう。
ダウンには特別な洗剤が必要?
ダウンジャケットの洗濯には、ダウン専用の洗剤を使用するのがベスト。 ダウン専用の洗剤がない場合は、低刺激性の洗剤を使ってもよい。 標準的な洗剤は、ダウンから天然油分を奪ってしまう可能性があるので、使用しないようにしよう。
文:ハンナ・シングルトン