ベースボールキャップの簡単な洗い方3選
製品のお手入れ
ベースボールキャップをすっきりときれいに洗う簡単な方法を紹介。
多様なスタイルのキャップをたくさん持っているキャップマニアもいれば、定番の1つを愛用するという人もいる。しかし、どんな帽子ユーザーのクローゼットにも、大抵ベースボールキャップは1つ入っているのではないだろうか。
ベースボールキャップは高い人気を誇るだけでなく、非常に万能なアイテムだ。 日差しを遮りたい、寝グセを隠したい、散歩するときに汗を逃がしたいといったあらゆる要望に応えてくれる、頼りがいのあるアイテムなのだ。 スポーツをする、ランニングに出かける、屋外でのアクティビティを楽しむといった習慣がなくても、ベースボールキャップがあれば、あらゆるスタイルに合わせられる。
ベースボールキャップを長持ちさせるために、きれいに保ち、臭いを防ぐ方法をチェックしておこう。
ベースボールキャップを洗うべき理由
常に身に着けているものは、どうしても汚れる。いつものワークアウトでキャップをかぶっているのならなおさらだ。 そのうち、つばの部分も含め、全体に付いた汗ジミや汚れをきれいに落とさなければならなくなる。
ありがたいことに、ベースボールキャップは比較的簡単に汚れを落とすことが可能だ。 数週間おきにお手入れするのが理想的だろう。
お手入れの前につばをチェック
ベースボールキャップをお手入れする前に、つばの素材を確認しよう。 ビンテージ愛好家は要注意。1983年以前に作られたキャップのつばにはボール紙が使われていることが多いためだ。 確認できない場合は、つばを指ではじいてみるとよい。 中にボール紙が入っていれば、たたいたりはじいたりすると、中身が詰まっていないような、少し鈍い音がする。
ボール紙が使われているキャップを洗うときは、水に浸さないようにしよう。つばが水分で傷むと修復できなくなるためだ。 プロからのアドバイス:ボール紙が入っているキャップ(一般的に80年代以前に作られたもの)は部分洗いのみでお手入れすること。
つばにプラスチックが使われていることが多い最近のベースボールキャップは丈夫で、通常は洗濯機で洗える。 どんな方法でお手入れしてもよいが、まずはラベルを見て、特別な指示がないかどうかを確認しよう。 主に使用されている素材がレザーやスエードの場合は特に注意が必要だ。
「スエードのシューズを新品同様に掃除する方法」も要チェック。
ここでは、つばの中身がプラスチックで、布を使用したベースボールキャップをきれいにする方法を3つ紹介する。
方法1:手洗いする
他の方法でも汚れは落とせるが、ベースボールキャップは手洗いするのがベストだ。 手洗いすれば、長い間、本来の形と色をキープできる。
手洗いの方法はとても簡単だが、時間は多少かかるかもしれない。 手洗いの方法は次の通り。
- 必ず冷水を使うこと。 きれいな洗面台かバケツに水をため、漂白剤無配合の洗剤を大さじ1杯加える。
- キャップをバケツに入れて濡らし、取り出して部分洗いをする。
- 見てわかる汚れに洗浄液を付け、歯ブラシで優しくこする。 洗剤で汚れを落とせるはずだが、シミの種類に応じて別の洗浄剤を試すとよい。
- 部分洗いが終わったら、キャップをもう一度バケツに入れ、数時間浸けておく。 途中で様子を見て、必要に応じてもう一度部分洗いをする。
- 浸け置きが終了したら、ぬるま湯で丁寧にすすぐ。
- タオルで軽くたたいて余分な水を吸い取る。 キャップの形が崩れないように優しくたたくのがポイント。
- 形を保つためにキャップの中に丸めたタオルを入れ、自然乾燥させる。 キャップから水滴が落ちるため、濡れてもよい場所で乾かすようにする。
方法2:洗濯機で洗う
ベースボールキャップを手洗いする時間がない場合は、洗濯機で洗ってもよい。 洗濯機でも傷めることなく、楽に洗える。 ただし素材や色に関して不安がある場合は、手洗いのほうが無難だろう。
ベースボールキャップを洗濯機で洗う方法は次の通り。
- 傷みを防ぐために、ベースボールキャップを枕カバーか洗濯ネットに入れる。
- 漂白剤無配合の洗剤を使う。
- 他の衣類も一緒に洗濯する場合は、たくさん入れ過ぎないようにする。
- 洗濯機は冷水を使い、低速回転で洗うよう設定する。
ベースボールキャップは乾燥機に入れず、自然乾燥させよう。 乾燥機は高温になるため、形が崩れたり縮んだりする可能性がある。 この場合も、乾きやすくするために、丸めたタオルをキャップに入れるといいだろう。
方法3:食洗機に入れる
複数のベースボールキャップを洗うには、この方法が適している。 上段のラックに入る個数を一度に洗える。 食器とは一緒に洗わないように気を付けよう。
キャップを食洗機に入れた後のポイントは次の通り。
- 食器を洗う場合と同様に洗剤を入れる。 ただし、キャップの傷みを防ぐため、漂白剤や刺激の強い化学物質を含まない食洗機用洗剤を使うようにすること。
- 水温を調節できる場合は、ぬるま湯か冷水に設定し、 軽い汚れを落とすコースを選ぶ。
- 乾燥機能は使わないようにするか、送風に設定する。
ベースボールキャップを食洗機から出したときは多少湿っているはずなので、 自然乾燥させよう。 食洗機で洗う際の型崩れが心配なら、キャップウォッシャーを購入するとよい。つばも含めてキャップを保護できる。
結論
どのような方法でも適切に洗って自然乾燥させれば、ベースボールキャップの汚れは落とせる。 覚えておくべき重要なポイントは、低刺激の洗剤を使い、高温のお湯の使用を避けること(「シューズのお手入れ」のポイントと同じ)。 ここで紹介した方法で定期的にお手入れすれば、大切なベースボールキャップを長く使える。
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