シューズの音鳴りを止める5つの方法
アイテムのお手入れ
シューズの音鳴りは、湿気や硬い縫い目などが原因で発生する。今回紹介するヒントを参考にして、ウォーキング中の音鳴りを防ごう。
備品
- 新聞
- ベビーパウダーまたはタルカムパウダー
- ワセリンまたはココナッツオイル
- レザーコンディショナー
- サドルソープ(オプション)
ツール
- タオル
- スポンジ
シューズが音を立てるのは、主に水分、新しさ、摩擦の3つが原因だ。 音がするからといって履くのをあきらめるのはまだ早い。 以下の手順に従って音鳴りの原因を明らかにし、対処しよう。
シューズの音鳴りを止める方法
1.シューズをしっかりと乾かす
過度の湿気が原因で音が鳴っている場合は、シューズをしっかりと乾かそう。 日光に当てて自然乾燥させても、音の原因となる湿気が完全に抜けきるとは限らない。 インソールを取り外し、くしゃくしゃにした新聞紙をつま先まで詰めてから、シューズをタオルで包もう。 そのまま風通しの良い場所で12時間ほど乾かす。 扇風機や、温かい空気が出てくる通気孔の近くに置いておくと、乾燥を早めることができる。
インソールを元に戻す前にベビーパウダーやタルカムパウダーをシューズの中に振りかけておくと、残った湿気もしっかり吸収される。
2.早く履き慣らす
シューズの外側で音が鳴ることがある。 新品のシューズでよく見られる現象だ。 新しいラバーソールや、シューズの外側に配した硬い縫い目が音の発生源になっている可能性がある。
たくさん履いていくうちに、シューズが緩み音も静かになっていくだろう。 プロセスを早めたいなら、新品のうちは家の中でも履いて足に馴染ませよう。 履きこむほど音鳴りは解消されるはずだ。
3.摩擦を減らす
シューズの内側で音が鳴るが湿気が原因ではないという場合は、インソールを取り外し、その裏側にワセリンやココナッツオイルを薄く塗ってみよう。 インソールとそれ以外のパーツの間に摩擦が生じている場合は、これで解消される。
4.シューズの状態を整える
シューズは、湿気が多すぎるのではなく湿気が足りないために音が鳴ることがある。 乾ききったシューズでも音鳴りは起こり、特にレザーを使用したシューズに起こりやすい。 この問題に対処するには、レザーコンディショナーを使用してシューズに潤いを与え、音鳴りを防ぐとよい。
まずシューレースを取り外し、清潔な布に少量のコンディショナーを軽くつける。 小さい円を描くようにしてレザーのアッパーに優しくすり込む。このとき、形成されている自然なシワに注意すること。
レザーシューズではシューレースとシュータンが擦れて音が鳴る場合もある。 そんなときはサドルソープの出番だ。レザーの洗浄、調整、保護を目的とした特別な化合物で、これを使用すれば音を抑えられる。
湿らせた布にサドルソープをつけてシュータンに擦りつけ、泡立てる。 湿らせた清潔な布またはスポンジで拭き取る。 サドルソープがない場合は、レザーコンディショナーでも同様の効果を得られる。
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5.ソックスを履く
シューズの音鳴りは必ずしもシューズのせいとは限らない。 自分の足が原因となっている場合もある。 音鳴りが気になり、いつも素足でシューズを履いているなら試しにソックスを履いてみてほしい。
ノーショウソックスでも十分効果的だ。 音が止まれば、素足とシューズ内側の間で生じる摩擦が原因だとわかる。
よくある質問
シューズの音鳴りの原因は?
新品のシューズは縫い目が硬く、ラバーソールが新しいため、履き慣らすまで音が鳴ることが多い。 シューズ内部に湿気が残っていると、完全に乾くまで音がする。 シューズのインソールとソールの間の摩擦や、素足で履くことも音鳴りの原因になる。
レザーシューズは、乾燥しすぎて調整が必要な場合、またはシューレースとシュータンが擦れている場合に音が鳴りやすい。
シューズの音鳴りを止めるにはどうすればよい?
音鳴りの主な原因は、多くの場合簡単に解消できる。 新品で音がする場合は、家の中でも履いて硬い縫い目や新しいソールを履き慣らそう。
湿気が問題である場合は、シューズを自然乾燥させてみるといい。
インソールが音を立てる場合は、裏側に少量のワセリンを塗ってみよう。 乾燥したレザーのシューズは、コンディショナーで状態を整えると音鳴りを防止できる。
文:レスリー・グレゴリー