服を手洗いする方法
製品のお手入れ
手洗いによって、服をベストな状態に保てる。 以下のヒントを参考に、洗面台のシンクやバスタブで服を手洗いしてみよう。
最終更新日:2023年4月11日
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所要時間
60 分
推定コスト
$5
備品
- 洗濯洗剤
- シミ抜き剤(オプション)
ツール
- シンクまたはバスタブ
- 物干し竿
手洗いは、すばやく簡単にできて、コスト効率の高い洗濯方法だ。ワークアウト用アパレル、スポーツブラ、普段着、アクセサリーなど、あらゆる種類の衣類を洗える。
手洗いは、シルク、カシミア、ウールなどのデリケートな素材のお手入れ方法として推奨される場合が多い。だがポリエステルやナイロンなど、他のさまざまな素材の製品にもメリットがある。 手洗いは洗濯機よりも優しく洗えるので、服を長持ちさせることにもつながる。
洗濯機の中央にあるかくはん器に生地が引っ掛かったり、破れたりする心配がない。 そして手洗いのスキルは、洗濯機を使えないときも役に立つ。
簡単な6つの手順で、上手に服を手洗いしてみよう。
服を手洗いする方法
- 衣類のタグに記載されたお手入れ方法を読んで、適切な水温を確認する。 油や泥の汚れを落とすには熱めのお湯がベスト。しかし素材によっては傷んでしまうものもある。 迷ったら(服のタグが見当たらなかったら)、冷水かぬるま湯で洗おう。
- シミが付いている場合は、手作りのシミ抜き剤(市販品も可)で事前処理をしてから 洗剤液に服を浸す(最大1時間)。
(関連記事:白いシャツのシミを取る方法) - きれいなシンクに適温の水を張る。 洗濯物が多い場合は、バスタブを使ってもよい。
- 小さじ1杯分の洗濯洗剤を水に加え、手でかき回して泡立てる。 洗濯機と同じ洗剤を使用してもよいが、特別なケアが必要な素材を洗う場合は、ウール用洗剤のようなデリケート素材専用の洗剤を選ぼう。
- 泡立った水に洗濯物を浸して、軽く振り動かす。 素材が傷つくので、ごしごし洗う必要はない。 最大1時間浸したら、洗濯物を外に出してシンクの水を抜く。
- 再度シンクに冷水かぬるま湯を張り、洗濯物をすすいで洗剤を落とす。 洗濯物を振り動かして、残った洗剤をすべて落とす。 すすいだ水が透明になるまで、シンクに水を張り直してこの手順を繰り返す。
洗濯機を使わずに脱水する方法
- シンクの水を抜き、洗濯物をシンクの側面に押しつけて余分な水を取り除く。 絞ったり、握りしめたりすると素材が傷んで伸びてしまう。強い力を加えるのは避けること。
- 床にタオルを敷いて、その上に洗濯物を置く。 タオルを巻いて、押したり踏んだりしながら衣類の水分を吸い取る。 タオルを広げると、洗濯物はまだ湿っているはず。
- 物干し用のラックやロープに吊るそう。風通しの良い場所で干すのが理想的だ。 色の付いた洗濯物は、色褪せを防ぐために陰干しすること。白い洗濯物なら直射日光が当たる場所で乾かしても問題ない。
よくある質問
どんな服が手洗いに向いている?
一般的に、どんな服でも手洗いできる。 特に傷みやすい衣類など、一部の製品は手洗いが必要だ。 たとえばウールのセーターは手洗いが必須となる。洗濯機の中で生地が伸び、形状が崩れしてしまうからだ。 手洗いの方がよい素材としては、他にもシルク、カシミア、レースなどが挙げられる。
シンクとバスタブのどちらで手洗いをした方がよい?
シンクとバスタブのどちらを使うかは、衣類の大きさや量によって変わってくる。 小さいシンクは効率的に水を張れるものの、1回で1着洗うのが限度かもしれない。 かさばる服を洗ったり、たくさんの服を一度に洗ったりする場合は、バスタブを使った方がよいだろう。
服の手洗いではどんな洗剤を使う?
手洗いでも、一般的な洗濯洗剤を使用できる。 デリケートな製品には、専用の洗剤がおすすめだ。
文:ハンナ・シングルトン