白いシャツのシミを取る方法
製品のお手入れ
ここで紹介する簡単なヒントを参考にして、シミのついた白いTシャツを蘇らせよう。
備品
- 3%のオキシドール(またはホワイトビネガー)
- 食器用液体洗剤(またはカスティール石鹸)
- 重曹
ツール
- ペーパータオル
- 予備の清潔な歯ブラシまたは布
- 小さなボウル
- 空の清潔なスプレー容器
- じょうご(オプション)
白いシャツを真っ白な状態に保つのは難しい。 白いシャツはコーヒーのシミ、汗ジミ、化粧品の汚れなどが目立ってしまいがちだ。
シミのついた白いシャツをあきらめて買い替える前に、自宅で試してみる価値のあるシミ取りのヒントをいくつか紹介する。 (必要な材料の多くは、すでに家にあるだろう)
シミ抜き用の混合液を混ぜる前に、シミの原因を探ろう。 重要なのは、油性のシミかどうかを判断することだ。
関連項目:ホワイトのシューズをピカピカにする方法
白シャツから油性のシミを取る方法
油性のシミの原因として考えられるのは、サラダのドレッシング、食用油、脂っぽい食べ物、マスカラや口紅などの油性の化粧品、その他の油性の製品などだ。
油性のシミには、水を使ってはいけない。 油は水をはじくため、冷水で洗っても取れないからだ。 油性のシミの場合は、すぐに処置して、シミが定着しないようにすることが重要だ。
- シミの上に乾いたペーパータオルをそっと当てて、シャツから余分な油を取り除き、すばやく吸い取る。
- 次に、食器用洗剤など、油汚れ用の洗剤を少量つけて、シミの前処理を行う。 シミ抜きスプレーは手作りすることもできる(詳細は後述)。
- 洗う前にシャツのお手入れ方法を確認して、必ずラベルの指示に従うこと。
- シャツを乾かす前に、油ジミが完全に落ちていることを確認しよう。 シミのついたシャツを乾燥機に入れると、シミが落ちなくなる場合がある。
白シャツからその他のシミを取る方法
油性以外のシミ、つまり水性の化粧品、コーヒー、紅茶、ワイン、泥、草などのシミは、すぐに冷水で洗ってかまわない。
シミの原因が油性ではないとわかっている場合は、できるだけ早く下の手順に従うこと。 シミを取るまでの時間が長いほど、シミは落ちにくくなる。
- 1、2分間、シミを冷たい流水にさらす。 (ヒント:シミの裏側を通して水が流れるようにシャツを置くとよい。 シャツを裏返して生地の反対側から冷水を流すと、シミをゆるめて、生地に入り込ませずに落としやすい)
- シミ抜き剤をシミにつけて、予備の歯ブラシか清潔な布で生地に入れる。 10分以上そのままの状態にする。
- 洗濯機に入れる前にシャツのお手入れ方法を確認して、必ずラベルの指示に従うこと。
- 頑固なシミの場合は、必要に応じて前述の手順を繰り返してから、シャツを乾燥機に入れる。 乾燥機の熱は、シミを定着させる原因となることがある。
スプレー容器でシミ抜き用混合液を作る方法
店頭で売られているシミ抜き剤は簡単に手に入るが、作りたければ、2つの材料だけで自宅用に定番のシミ抜き剤を作ることができる。
小さなボウルに、オキシドール(3%のもの)と食器用液体洗剤を2対1の割合で入れて混ぜる。作る量は必要に応じて異なる。 例えば、オキシドール大さじ2杯には、食器用洗剤大さじ1杯を混ぜる。 標準的な大きさのスプレー容器の場合は、オキシドール2/3カップに、食器用洗剤1/3カップで作ってみよう。
溶液は、スプレー容器に慎重に注ぐこと(じょうごがあればこぼれにくいので便利だ)。
ヒント:手元にオキシドールがない場合は、ホワイトビネガーでも代用可能。 食器用液体洗剤の代わりが必要な場合は、カスティール石鹸も使える。
白いシャツについた、時間の経った頑固なシミを取る方法
溶液を混ぜて準備はできただろうか?次に、白いTシャツの脇の下の黄色いシミなど、時間が経って少し色あせた頑固なシミの対処法をいくつか紹介しよう。
まずは溶液をシミに直接吹き付けて、1時間以上おいてから洗う工程に入ろう。
シミが油性で作業が大変な場合は、重曹を使ってペーストを作る。 方法は次のとおり。
- 少量のシミ抜き剤をボウルに注ぐ。
- ボウルに重曹を振り入れて、ペースト状になるまで混ぜる。 (混ぜながら重曹を追加して、ペーストのような粘りを出す)
- 清潔な歯ブラシをペーストに浸して、シミをそっとこする。
- シミを1時間以上ペーストに浸してから、洗濯機にシャツを入れるのでもかまわない。
- 他の頑固なシミの場合は、必要に応じてこのプロセスを繰り返してから、乾燥機に入れる。
文:クレア・タック