フットボールグローブをきれいにする方法
製品のお手入れ
フットボールグローブには、草、土、汗など、あらゆるものが付着する。 ここで紹介するヒントを参考に、次の試合に備えて、フットボールグローブをきれいにしよう。
備品
- 低刺激性の洗剤または石鹸
- 重曹(オプション)
ツール
- クリーニング用クロス(オプション)
フットボールグローブは、あらゆるプレーヤーにとって用途の広いギアだ。 タックル中に手を保護するだけでなく、ボールを投げるときやキャッチするときには優れたグリップ性を発揮する。 しかし、フットボールの練習が何日も続くと、草の染みや汗や埃で汚れてしまうことがある。
フットボールグローブは、フットボールのユニフォームと同じように、定期的にきれいにして寿命を延ばし、常に新品同様の状態に保つことが重要だ。 ただし、ボールをキャッチしやすくするためにグリップ性のある素材が使われているため、洗濯機に放り込んで洗うべきではない。 最も刺激が少なく安全性が高い方法は、手洗いである。 グリップ性を損なわずにフットボールグローブをきれいにする方法については、以下を参照のこと。
(関連記事:今シーズンにおすすめのNike Footballグローブ)
フットボールグローブをきれいにする方法
1.グローブの洗濯表示を確認する
フットボールグローブを洗う前に、製造元のタグで洗濯表示を確認しよう。 多くのブランドは、グローブを手洗いすることをすすめている。手のひら部分には、レザーまたは粘着性のあるポリエステルとシリコンを混合した素材が裏打ちされているため、過度に洗うとグリップ性が損なわれる可能性があるからだ。
洗濯機で洗えるグローブもあるが、判別がつかない場合は、手洗いしよう。 タグには、最適な洗濯温度が示されていることもある。 示されていない場合は、冷水やぬるま湯を使おう。
Nikeのフットボールグローブを洗う場合は、次の手順で手洗いすること。
2.土や泥を拭き取る
グローブを洗う前に、シンクの上の余分な汚れを払い落とすか、湿った布で拭き取る。
3.洗面器に低刺激の洗浄液を入れる
次に、グローブ用の洗浄液を作る。 シンクや洗面器に、ぬるま湯または冷水(または製造元が指示した温度の水)を入れる。 低刺激の石鹸や洗剤を大さじ1杯加え、かき回して液を均等に分散させる。
4.グローブを液に浸し、やさしくこすり洗いする
洗面器の中にグローブを完全に沈め、数分間浸す。 次に、グローブの裏側と手のひら部分を、指を使ってやさしくこすり洗いする。繊細な素材や、リストストラップのようなグローブの特長に注意しながら洗うこと。
5.石鹸を洗い流す
グローブを取り出し、シンクまたは洗面器を空にして、新しい冷水を補充する。 残りの石鹸の泡がすべて洗い流されるまでグローブをすすぐ。 または、蛇口から冷水を流し、水が透明になるまでグローブをすすいでもよい。
6.自然乾燥させる
グローブをやさしく絞って余分な水を取り除き、吊るして自然乾燥させる。 フットボールグローブに乾燥機は絶対に使用しないこと。熱が素材にダメージを与え、グリップ性を低下させる恐れがある。
フットボールグローブの臭いを取る方法
上の手順を試してもグローブに臭いが残る場合は、さらに以下の手順で臭いを抑えよう。
重曹液に浸す
洗面器にぬるま湯を入れ、重曹を半カップ加える。 重曹が完全に溶けるまで水をかき混ぜる。 フットボールグローブを液に沈め、最長1時間浸しておく。 グローブを冷水ですすぎ、液剤を落とす。
白いフットボールグローブが汚れや染みで黒ずんでいる場合、この方法を試すと、元の白さを取り戻せることがある。
よくある質問
フットボールグローブを洗濯機で洗っても大丈夫か?
Nikeのフットボールグローブについては、常に手洗いすることをおすすめする。 洗濯機でかくはんして洗うと、特に、手のひら部分に使われるグリップ性の高いレザーやポリエステルの素材が傷む場合がある。
フットボールグローブを洗濯機で洗う場合は、冷水を使用し、低速回転で脱水すること。 フットボールグローブを裏返してメッシュバッグや枕カバーに入れてから洗濯機に投げ込むと、さらに損傷を防ぐことができる。
フットボールグローブを乾燥機に入れることはできるか?
フットボールグローブに乾燥機は使用しないこと。熱が素材にダメージを与え、グリップ性を低下させる恐れがある。 代わりに自然乾燥させよう。
フットボールグローブはどのくらいの頻度で洗う必要があるか?
フットボールグローブは、洗いすぎると寿命が短くなり、素材が早いうちに摩耗してしまう可能性がある。 フットボールグローブは、汚れや汗が付着したときに、必要に応じて洗うこと。 できれば、週に1回以下を目指そう。
新しい状態をできるだけ長く保てるように、グローブは使用後すぐにジムバッグにしまわず、自然乾燥させる。
文:ハンナ・シングルトン