アメリカンフットボール初心者のためのポジションガイド

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フットボールフィールドの全22名の役割を詳しく知りたければ、 このガイドでアメリカンフットボールのポジションに関する基本事項をチェックしよう。

最終更新日:2023年12月15日
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アメリカンフットボールにはどんなポジションがある?

アメリカンフットボールでは、フィールドの各プレーヤーが異なる役割を持ち、専門のスキルを備えている。 例えば、(一般的に)クォーターバックはボールを投げることのできる唯一のプレーヤーだ。 そのボールを受け取るのはレシーバーであり、オフェンシブラインマンが受け取ることはない。 これらのポジションはすべて、コーチが意図する複雑なプレーを実現するために、うまく連携する必要がある。

「すべてのプレーヤーが各自の役割を果たしながら、互いに連携をとらなければならないのです」と説明するのは、アメリカンユースフットボールのフットボールおよび応援担当副会長であるクレイグ・カラフータ氏。「[各チームの]11人のメンバーが、常に自分の役割を果たさなければなりません。 フィールドの『最重要』プレーヤーなど存在しないのです。 だから私は、アメリカンフットボールこそが究極のチームスポーツだと考えています。」

アメリカンフットボールのプレーをよく知らない人にとって、すべての重要なポジションについて理解するのは難しいかもしれない。 でも心配は無用。これはプレーの知識がないあなたにぴったりのガイドだ。

アメリカンフットボールにはどんなポジションがある?

アメリカンフットボールのオフェンスポジションとは?

フィールドでは11人のプレーヤーがオフェンスを担当し、ランプレーとパスプレーを組み合わせながら相手チームのエンドゾーンへボールを運ぶ。 エンドゾーンに到達したら、できればタッチダウンを、難しければフィールドゴールを狙う。この2つが、アメリカンフットボールで得点を獲得するための主な手段だ。 11人のオフェンスプレーヤーは、以下のグループのメンバーで構成される。

アメリカンフットボールにはどんなポジションがある?
  1. 1.クォーターバック(QB)

    クォーターバックの主な役割は、センターからボールを受け取り、試合をコントロールすること。 QBは、ラッシュプレーではボールをランニングバックに渡す。あるいは、パスプレーではランニングバックやタイトエンド、ワイドレシーバーにボールを渡すこともあるだろう。 また、QBがボールを持って走ることもある。 しかし、優秀なクォーターバックは良いパスを投げるだけではない、とカラフータ氏は指摘する。

    「クォーターバックはフィールド上の全員のポジションを把握している必要があります。 ラインマンは自分がどこでブロックするべきか、レシーバーも同じく、自分がどこで走るべきかを理解していれば良いのですが、 クォーターバックは全体の状況を把握している必要があるのです。 自分自身のポジションのプレーをするだけでなく、フィールド全体を見て状況を読み取るという大きな責任を担っています」とのことだ。

    QBは、パスを投げる前にレシーバーがどこにいるのかを知っておく必要があるので、すべてのプレーヤーの位置を把握しておかなくてはならない。 そして、パスを受け取ってもらえなかったとき、あるいはディフェンスチームにパスを妨害されたとき、クォーターバックにはもう1つの重要なスキルとして、迅速な気の持ち直しが必要となる。

    「クォーターバックはミスをしたという事実をはね返し、立ち直る必要があります」と言うのは、米国ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の元オフェンシブタックルであり、NFLのフットボール開発担当副会長のローマン・オーベン氏だ。

    クォーターバックはすぐに立ち直り、積極的に対応する必要がある、と同氏が説明するのは、彼らはハドルで次のプレーについて話し合う際に、チームを導く必要があるからだ。

    「QBはチーム全員にプレーの指示を出す役目を担っています。 ですから、クォーターバックはフィールド上のコーチとも言えるでしょう」とオーベン氏は付け加える。

  2. 2.オフェンシブラインマン

    一部のオフェンシブポジションでは、ポジションごとの人数に決まりはない。 フィールドのワイドレシーバーの数は、1人でも、2人でも、5人でも構わないが、オフェンシブラインマンの数は5人と決まっている。 クォーターバックの視点から見ると、この5人とはレフトタックル、レフトガード、センター、ライトガード、ライトタックルだ。

    センターはオフェンシブラインの中でも特に重要なメンバーだとオーベン氏は言う。

    「どのプレーでも、センターはボールに触れます」とのことだが、 センター以外のポジションでは、必ずしも毎回ボールに触れるわけではない。 プレーが開始すると、センターがボールをスナップする。これは、自分の股の下からボールをクォーターバックやその他のプレーヤーに渡す、またはトスする動作であり、 ここからプレーが開始される。

    センターはオフェンシブラインのキャプテンであることが多い、と言うのは、アメリカンフットボールの教育およびトレーニング担当シニアマネージャーであるアンディ・ライランド氏。

    「[センターは]数多くのコミュニケーションや、プレー間のプレーコールを担当します」とのことだ。 つまり、チームがプレーを開始する準備が整ったら、センターはディフェンスを見て、ラインのブロック方法を調整する(すなわち、クォーターバックまたはランニングバックにタックルしてくる相手チームのプレーヤーのうち、誰を阻止するかを決める)。

    センターがボールをスナップしたら、ボールがチップされたり、ファンブルしたりした場合を除き、通常はオフェンシブラインが再びボールに触れることはない(注:「ファンブル」とは、ボールを運んでいるプレーヤーがボールを地面に落とすこと)。 その代わりに、ラインマンはブルドーザーの役目を務め、ランニングプレーでディフェンスを押しのけるか、プロテクターとなり、クォーターバックの周りに円(「ポケット」)を形成して、ディフェンスがクォーターバックに近づけないようにする。

    「[オフェンシブラインマン]は究極のチームメイトです」とライランド氏は言う。もっとも、彼らの役割は、チームメイトを成功に導くことだからだ。 ディフェンスをブロックすることで、オフェンシブラインはランニングバックの走路を切り拓き、クォーターバックのタッチダウンパスの成功を支える。

  3. 3.ランニングバック

    ランニングバックの主な役割は、ラッシュプレーでクォーターバックからボールを受け取り、走ることである。 また、パスプレーでクォーターバックをブロックしたり、パスをキャッチするために走ったりすることもある。 タックルしようとするラインバッカーをかわすのに十分なパワーを備えた迅速なプレーヤーだが、ランニングバックにはスピード以上のものが必要だ。

    「試合の流れを読むスキルが非常に重要です」とカラフータ氏。 ランニングバックがボールを獲得するとき、彼らはただ前方へ走るだけではない。 走るのに最適な場所を特定し、すばやくそこへ到達する必要がある。 「プレーは[1か所に向かって]進むと思われますが、実際にはバラバラに動きます。 [他の場所へ]適切に動くには、即座に止まれる必要があります。」

    ランニングバックは通常、オフェンスの背後に配置されるため、「テイルバック」と呼ばれることがある。オフェンスのランニングバックは、1回のプレーにつき1人の場合が多い。 フィールドに5人のレシーバーがいる場合のランニングバックは0人。 あるいは、ランニングバックが2人のこともある。

  4. 4.フルバック

    フルバックは別タイプのランニングバックであり、オフェンシブラインマンとランニングバックを混ぜ合わせたようなポジションだ。 たいていの場合、フルバックはクォーターバックの後方、そしてテイルバックの前方に配置されており、通常は主要なボールキャリアであるランニングバックのブロックを担当することが多い。 このため、フルバックは「ブロッキングバック」と呼ばれることも。ただし、フルバックはボールを持ちながら走ることが許されており、ときには実際にそうして走ることがある。

    ところでフルバックは最後尾に位置するわけではないのに、なぜ「フルバック」と呼ばれるのだろうか。 ライランド氏によると、この名称はアメリカンフットボールの初期の頃の名残だという。 実際、その起源はアメリカンフットボール以前にまでさかのぼる。 「フルバック」はアメリカンフットボールの起源であるラグビーのポジションの名称だ。

    現在のゲームはパスに焦点を当てることが多いため、オフェンスにフルバックが使用されることはめったにない。その代わりに、別のレシーバーが使用される。

  5. 5.タイトエンド(TE)

    タイトエンドは通常、オフェンシブラインのすぐ隣、つまり「タイト」な場所に配置される。 一般的にタイトエンドはワイドレシーバーよりも大柄だが、オフェンシブラインマンほどではなく、その役割はこれら2つのポジションを掛け合わせたものだ。

    タイトエンドは「オフェンシブラインマンの強さ、パワー、ブロック能力と、ワイドレシーバーのパスキャッチおよびランニング能力を兼ね備えていなければなりません」とライランド氏。 「タイトエンドはオフェンシブラインマンのようにランブロックを行う必要があります。 また、ワイドレシーバーのようにスペースに出ていくことや、ブロックすることも必要になります。 オフェンシブラインマンのようにパスプロテクションも行わなければなりません。 それでも、ルートを走り、ボールをキャッチして走る必要があるのです。」

    タイトエンドは、ビデオゲームの万人受けするキャラクターのようだ、とライランド氏は言う。 すべてをうまくこなし、顕著な弱みがないからだ。 タイトエンドは(オフェンシブラインマンほどではないが)ブロックができ、(ワイドレシーバーほどではないが)ランとキャッチもできなくてはならない。

  6. 6.ワイドレシーバー(WR)

    ワイドレシーバーは、スクリメージライン(プレー前にボールのあるライン)またはその近くの、オフェンシブラインとタイトエンドの外側に配置される。 このポジションの名称の「ワイド」の部分は、彼らがエッジにいることから由来する。

    ランニングバックのようにボールを持って走ることも、ランニングプレーをブロックする責任を負うこともあるが、ワイドレシーバーの役割として有名なのはパスのキャッチだ。 彼らは空中のパスに向かってジャンプしてボールをキャッチし、粘着性のあるグローブをはめた片手でボールをつかむ。 ワイドレシーバーは通常、オフェンスで最速のプレーヤーであり、多くの場合、各プレーで事前に決められたルートを走るので、クォーターバックはどこにボールを投げるべきかを認識している。

    またライランド氏は、ワイドレシーバーにはさらに特別なスキルがあると言う。それは敵をだますことだ。

    優れたレシーバーは、「思わせぶりな行動を取っておきながら、自分の意図を悟られないように相手の裏をかくことができます」とライランド氏。 そうすることで、レシーバーはディフェンスをかいくぐって陣地を確保し、ボールをキャッチして走り出すことができるのだ。 目の上にフェイスシールドを着用し、どこでボールを探しているかをディフェンダーに悟られないようにしているレシーバーもいる。

アメリカンフットボールにはどんなポジションがある?

アメリカンフットボールのディフェンスポジションとは?

ディフェンスの役割を果たすフィールドの11人のプレーヤーは、他のチームのオフェンスがボールを動かしたり、タッチダウンで得点したりするのを阻止しようと試みる。 彼らはボールを持っているプレーヤーにタックルし、パスを奪うだけでなく、自分がパスをキャッチしようとする(インターセプトと呼ばれるプレー)。 ディフェンスには次のようなポジションがある。

アメリカンフットボールにはどんなポジションがある?
  1. 1.ディフェンシブラインマン

    ディフェンシブラインマンは、スクリメージライン(プレー開始前にボールが置かれる架空のライン)でプレーを開始する大柄なプレーヤーである。 通常、フィールドには3~4人のディフェンシブラインマンがいて、プレーの前に片手または両手を地面に置くことが多い。

    外側のプレーヤーがタックルとなるオフェンシブラインとは異なり、中央のディフェンシブラインマンはディフェンシブタックル(DT)と呼ばれる。 ディフェンシブタックルが1人しかない場合、そのプレーヤーはボールのノーズからスタートするため、「ノーズタックル」と呼ばれることがある。

    外側のディフェンシブラインマンはディフェンシブエンド(DE)と呼ばれる。 かつて、DEはオフェンシブラインを越えてランニングバックを止め、QBに圧力をかけて早く投げさせたり、タックルしたりする役割を担った。これは「サック」と呼ばれるプレーである。

    しかし、現代の試合では、ディフェンシブラインマンにはさらに多くの役割が課されている、とオーベン氏は説明する。 スクリメージラインから後方に移動してパス・カバーを行い、レシーバーを止めたり、両手を上げてパスをブロックしたり、スクリメージラインの近くにいるレシーバーをサイドラインまでカバーしたりする場合がある。 このような責任を負うために、今日のディフェンシブラインマンにはこれまで以上に激しい動きが求められている。

  2. 2.ラインバッカー(LB)

    ディフェンスラインの後ろでプレーするのがラインバッカー。 ディフェンスに3人のディフェンスラインマンがいる場合、通常は4人のラインバッカーが存在する。 4人のディフェンスラインマンがいる場合は、一般には3人のラインバッカーが用意される。 ラインバッカーは通常、ディフェンシブラインマンよりも小柄で動きが俊敏である。

    かつては、ディフェンシブラインの穴を通り抜けたランニングバックを止め、ショートパスまたはミディアムパスでレシーバーにタックルし、クォーターバックに向かって走って早く投げるように圧力をかけたり、サックしたりしていたのがラインバッカーだ。

    しかし、最近ではパスの重要性が増したため、他の多くのポジションと同様、ラインバッカーも以前より多くの役割を担うようになったとライランド氏は説明する。 現代のラインバッカーは、スピーディーなタイトエンドや一部のワイドレシーバーさえもカバーできる必要があるのだ。

    また、オーベン氏によると、ラインバッカーは多くのディフェンスにおいて、重要なコミュニケーションの役割を担っているという。 具体的には、ミドルラインバッカーは「ディフェンスのクォーターバック」であることが多いそうだ。

    つまり、ミドルラインバッカーは、プレー前にオフェンスを見て何が起こるかを予測し、次のプレーで何をすべきかを他のディフェンダーに伝える責任を負う場合があるのだ。

  3. 3.コーナーバック(CB)

    コーナーバックとセイフティはディフェンスの背後でプレーするため、「ディフェンシブバックフィールド」または「ディフェンシブバック」と呼ばれる。 コーナーバックはディフェンスの外側に配置され、通常、オフェンスの最高のレシーバーたちをカバーする役割を果たす。

    「一般に、コーナーには1人のプレーヤーまたはエリアが割り当てられます」とカラフータ。 1人をカバーする場合、コーナーバックはオフェンシブレシーバーの後を追ってボールを叩き落としたり、ボールの進路を妨害したりして、ボールのキャッチを妨げる。 エリアをカバーする場合は、コーナーはそのエリアに入ってくるあらゆるプレーヤーやパスを妨害する。 コーナーバックは通常、セイフティよりも迅速であり、レシーバーのカバーに長けていることが多い。

    ディフェンシブバックは「ニッケルバック」または「ダイムバック」と呼ばれることがある。ラインバッカーまたはディフェンシブラインマンが1人減り、フィールドのディフェンスに一度に5人のディフェンシブバックしかいない場合、5人目のディフェンシブバックは「ニッケルバック」と呼ばれる。これはコーナーバックまたはセイフティのどちらでもよく、フィールド上のオフェンスに多くのレシーバーがいる場合、またはオフェンスからゴールまでの距離が遠く、パスを行う可能性が高い場合によく使用される。 フィールドに6人のディフェンシブバックがいる場合、6人目は「ダイムバック」と呼ばれる。

  4. 4.セイフティ(S)

    セイフティは最後の防衛線だ。 彼らは通常、ディフェンスの最後尾でプレーし、オフェンシブプレーヤーがディフェンスのすべてのプレーヤーを通過しないように守る役割を担う。 カラフータ氏によると、一般に、セイフティにはコーナーバックほどのスピードはないが、フィールドのより広い範囲の動きを読み、警戒するのが得意である。

    通常、セイフティには2種類あり、 1つは「ストロングセイフティ」、もう1つは「フリーセイフティ」と呼ばれる。ストロングセイフティは、タイトエンドが配置されているオフェンスフォーメーションの「ストロング」ランサイド側に配置される。

    従来、ストロングセイフティはランディフェンスをサポートし、スクリメージラインに近づくポジション、そしてフリーセイフティはパスをカバーし、ディフェンスの最後尾に配置されるポジションとして認識されていた。 しかし、ライランド氏によると、現代のゲームでは両者の違いは少ないという。 どちらのセイフティも、両方の役割を担うことが可能だ。

アメリカンフットボールにはどんなポジションがある?

アメリカンフットボールにおけるスペシャルチームのポジションとは?

キックオフ、エクストラポイントトライ(PAT)、フィールドゴール、パント、そしてこの4つすべてを防御する役割は、オフェンスやディフェンス以外のプレーヤーが担う。 これらの特別なプレーを担当するのが、「スペシャルチーム」と呼ばれるユニットだ。

アメリカンフットボールにはどんなポジションがある?
  1. 1.キッカー(K)

    キッカーは、キックオフ、フィールドゴール、ポイント・アフター・タッチダウン(PAT)(「エクストラポイント」とも呼ばれる)でボールを地面から蹴り出す。

  2. 2.パンター(P)

    第4ダウンで、オフェンスがあえて第1ダウンの獲得を試みないことがある。失敗すると、オフェンスが止まった状態で相手チームがボールを獲得するからだ。 その場合、コーチはパンターを呼ぶ。 パンターはボールを相手チームにパントし、ボールを空中に高く上げて、相手チームをエンドゾーンから遠ざけることができる。

    また、フィールドゴールでパンターがキッカーのためにボールを保持し、セイフティの後にキックオフすることもある(ルール上、キックオフがパントになることが認められている場合)。

  3. 3.キックリターナー(KR)

    キッカーがキックオフを行うと、キックリターナーがそのボールをキャッチし、相手チームのエンドゾーンに向かって走る。 通常、キックリターナーにはスピードが求められ、ワイドレシーバーまたはディフェンシブバックを兼ねていることが多い。

  4. 4.パントリターナー(PR)

    パンターが相手チームにパントすると、パントリターナーがそのボールをキャッチする。 このプレーヤーは「フェアキャッチ」を求める場合がある。これは、相手チームのスペシャルチームがすぐにタックルを狙ってくるために、ボールのリターンを放棄することである。

    PRはリターンを選択することもできる。キックリターナーと同様に、PRは相手チームのエンドゾーンに向かって走る。 キックリターナーと同様に、パントリターナーにもスピードが求められ、ワイドレシーバーまたはディフェンシブバックを兼ねていることが多い。

  5. 5.ロングスナッパー

    ロングスナッパーは、パントやキックの際にボールをスナップする特別なセンターである。 ロングスナッパーは、パントを行うパンターや、フィールドゴールやPATを行うキッカーのためにボールを保持するプレーヤーに対し、自分の股の下からボールをスナップする。

文:グレッグ・プレスト

公開日:2022年8月2日