初めてのブラをつけよう
ガールズブラのガイド
初めてのブラが必要になるタイミングと、その話の切り出し方について悩んでいるなら、このガイドをチェック。ブラが必要な理由から初めてのブラに関する会話の進め方まで、必要な情報が揃っている。
最終更新日:2024年2月5日
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人生のあらゆる局面と同じように、ブラをつけ始めるのに決まった時期や年齢はない。友だちが買ったときかもしれないし、練習や試合でブラが必要になったときかもしれない。その時期がいつであっても、ブラが必須ギアであることに変わりはない。その理由をチェックしよう。
- スポーツを続けられる
女の子にとって、ブラの有無がスポーツを続けていくかどうかの分岐点になることもある。女性スポーツ財団*の調査によると、スポーツを続けた女の子の方が、自信に満ち、体のことを肯定的に受け止めながら育つ。スポーツブラは、女の子がスポーツを続けて生き生きと過ごし、生涯にわたって健康的な習慣を身につけるうえで役に立つのだ。 - 快適に動ける
バストが成長を始めると、胸に痛みを感じることがある。スポーツブラは、ぴったりと快適にフィットするので、痛みや不快感を抑えながら動けるようになる。 - カバーされて安心
自分の体の変化を意識して、人目が気になることがある。ユニフォームやシャツの下にブラを着ければ、バストがしっかりサポートされていると感じられ、自信も高まるだろう。Nikeのガールズブラは胴部分が少し長めのデザインなので、ブラのずれをあまり心配しなくていい。チェストバンドの感触に慣れずに引っ張りたくなることも少なく、目指す動きに集中できるようになるだろう。 - 汗が気にならない
ガールズブラとウィメンズブラでは、汗への対応の仕方が異なっている。これは、女の子が汗をかく場所と大人の女性が汗をかく場所が少し違うからだ。体が成長するにつれ、汗をかくことを恥ずかしく思ったり、意識しすぎてしまう女の子もいる。必要な部分の汗を逃してくれるブラを選べば、不安要素をまた1つ減らせる。
ブラの話の切り出し方
ブラが着ける理由とタイミングを理解したら、次はブラについて話す時間だ。初めてブラについて話すのは、なんだか気まずいと感じる人もいるかもしれない。そこで、児童青年精神医学者のネハ・チョーダリー博士に、緊張をほぐす方法について話を聞いた。「初めてブラについて話すときは、あなたの話し方が子どもの考えや感情に影響を与えることを覚えておいてください。だから、恥ずかしさや気まずさを感じさせないように、リラックスしたポジティブな雰囲気で、身体の変化について話しましょう」と、チョーダリー博士はアドバイスする。
「ブラを着けなければならないというより、子どもたちにはブラを着ける選択肢があるのだということをしっかり伝えましょう。あなたがそのプロセスを手伝うことで、ブラの着用についてポジティブに考えられるようにします」
ネハ・チョーダリー博士
サンフランシスコの児童青年精神医学者。スタンフォード大学のメンタルヘルスイノベーション研究所「Brainstorm」の共同設立者でもある。
* 『アメリカにおける青少年のスポーツ:参加することの重要性』2018年1月、女性スポーツ財団による調査。