旅行に最適なバックパックの選び方

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ちょうどよい収納スペースと機能を備え、旅行中も持ち物をきっちり整理できる、Nikeおすすめの旅行用バックパックの選び方をご紹介。

最終更新日:2022年4月6日
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旅行に最適なバックパックの選び方

待ち受ける冒険にワクワクしたり、パッキングにイライラしたり。旅行の準備は、さまざまな気分を誘い出す。 バックパック旅行の装備でも、機内に持ち込めるコンパクトなバックパックでも、持ち物を整理しやすく快適に持ち運べて、手ぶらでの旅をかなえるものを選びたい。 旅行前にバックパックを準備して中身を整理しておけば、旅先での時間の節約につながり、ストレスも減らせる。

旅行用バックパック選びのポイント

旅行用バックパックを選ぶときは、その旅行にどんな機能が必要かを考えよう。 たとえば、列車や航空機での移動が多く、すべての所持品を携帯する必要がある場合、 所持品をうまく収納して持ち運べるバックパックが不可欠。また、背中にダメージを与えないよう重さを分散できるものを選びたい。

移動が少なく、1か所での滞在が多いのなら、機内に持ち込むためのバッグを用意して、預け入れ荷物と合わせて準備すればよい。

いずれにしても、旅行には、所持品を整理して安全に持ち運べるジッパー付きのポケットを十分に備えたバックパックが望ましい。また、軽量かつ丈夫な素材でできていて、旅先での風雨や摩耗に耐えられるものがおすすめだ。 サイズからデザインまで、旅行に最適なバックパック選びのポイントを紹介しよう。

バックパックの適切なサイズの選び方

バックパックを機内に持ち込みたい場合、まずは規定のサイズを確認しよう。 多くの航空会社では、持ち込み手荷物の大きさを、高さ約55cm以内、幅約35cm以内、奥行き約25cm以内と規定しているが、 これは航空会社によって異なる。 パッキングの前に航空会社のウェブサイトをチェックし、頭上の荷物棚や前の座席下に収まるサイズを確認しておこう。

バックパックは、外側を測った寸法に加え、リットル単位での容量で分類されることも多い。 1リットルがどの程度のサイズかをわかりやすくたとえると、Tシャツを丸めた状態が大体1リットル分の大きさになる。 もちろん入れたいのはTシャツだけではないだろうが、20リットルのバックパックにはTシャツが20枚ぐらい入るとイメージできる。

1か月にわたるトレッキングなら、40リットルか45リットルのバックパックがおすすめだ。このサイズならたいてい機内に持ち込め、衣類、基本的な装備、電子機器をはじめとし、旅行に必要なアイテムを十分収納できる。

30リットルや35リットルのバックパックは小さめで、一泊旅行や週末の短い旅などに適している。 1~2泊分の軽装の衣類、ギア、食べ物などの収納にぴったりだ。 寸法を測っておく必要はあるが、このサイズのバックパックなら、機内で前の座席下に入るかもしれない。航空会社の規定をチェックしておこう。高さ約45cm、幅約35cm、奥行き約20cm以内の荷物なら、通常は問題ない。

トップローディング vs フロントローディング

旅行中の荷物の出し入れのしやすさを重視するのなら、開口部のタイプに着目したい。 ほとんどの旅行用バックパックは、前面が開くフロントローディング(クラムシェルオープニングとも呼ばれる)か、上から出し入れするトップローディングのどちらかだ。

普段使い用のバックパックによくある、上から出し入れするバックパックは、開けるときも下ろす必要がなく、中身を出し入れしやすい。 日帰りでの観光に使う場合や、自動車の後部座席や機内のような狭い場所で荷物をすばやく出し入れしなければならないときは、トップローディングスタイルがおすすめ。 トップローディングタイプの短所は、所持品を積み重ねて入れなければならない点。底の方に入れた物を取り出したいとき、中身を全部出すことになる。

所持品がたくさん入る収納スペースを確保したい場合は、フロントローディング、またはクラムシェルのスタイルがおすすめ。 スーツケースやダッフルバッグのように大きく開くため、荷解きがしやすく、中身が一目瞭然だ。

整理のしやすさ

収納場所を把握しておけば、中身を取り出して整理し直す手間が省ける。 旅行に適したバックパックは、ジッパーで開閉できる、メッシュ素材で作られた小さめのポケットがたくさん装備されている。小物の収納に便利で、中身も確認しやすい。 ノートパソコンやカメラを入れたい場合は、安全に収納できるよう、パッド入りのコンパートメントがあるバックパックを選ぼう。

背中の痛みを軽減

一日中快適に持ち運べるバックパックの特徴として、たとえば、丈夫なストラップや通気性に優れた素材の背面パネルなどが挙げられる。 丈夫で調節しやすいストラップと、歩行時に重さを均等に分散できるベルトストラップを備えたバックパックを選ぼう。

天候や気候に対応する素材

旅行する場所や天候に適した素材のバックパックを選ぼう。 雨が多い気候なら、ポリエステルやナイロンのものがおすすめ。厚みがあり丈夫で、悪天候に強い素材だ。

執筆:クレア・タック

公開日:2022年4月6日