Nikeおすすめのトレイルランニングシューズ

ランニングやハイキングに最適なトレイルランニングシューズは、汎用性、快適性、反発力、耐久性、そして悪天候に対処できる機能を念頭に置いてデザインされている。

Nikeグローバルフットウェアのエキスパートプロダクトラインマネージャーであるナターシャ・ルイスによると、優れたトレイルランニングシューズというのは、足裏でグリップとトラクションを発揮し、耐久性の高いアッパー素材が風雨から足を守り、前足部にゆとりがあって足指を曲げ伸ばしできるデザイン。気温の高い状況で長距離を走る場合は特に、こういった機能がものを言う。 モデルによって異なるが、トレイルランニングシューズは5kmから100マイルを超える超長距離まで対応するように設計されている。 Nikeのトレイルランニングシューズはゆとりがあり、サポート性も高いので、普段使用しているランニングシューズよりも快適だと感じる人もいるのではないだろうか。

トレイルに対応し、道路も走れる万能なランニングシューズが必要になる場合もある。 ロードランニングシューズとトレイルランニングシューズの長所を兼ね備えたNikeのランニングシューズは、「トレイルに対応する性能を備えつつ自然な履き心地で、どんなランナーもトレイルランニングにチャレンジできる」とルイスは話す。 「道路でスムーズな足運びをサポートしてくれるだけでなく、トレイルやオフロードの路面に必要な耐久性と保護機能も、アッパーとアウトソールの両方で強化されています」

ナイキ ペガサス トレイル、ナイキ ペガサス トレイル GORE-TEX、ジュニパー トレイル、ジュニパー トレイル GORE-TEXの各ランニングシューズは、トレイルでもトレイル以外の場所でもランナーをサポート。 いずれも、ルイスが普段のランニングやストリートでの使用をおすすめするトレイルランニングシューズだ。

トレイルランニングやハイキングにはクッショニングを発揮するランニングシューズが欠かせない。 険しい岩場の上り坂であれ、急で滑りやすく足場の不安定な下り坂であれ、オフロードにチャレンジするなら自信を持って挑むべきだろう。 そんな場合に解決策になるのが、ゼガマ トレイル ランニングシューズだ。 このシューズのポイントはZoomXコア。「エネルギーリターン率が高く、柔らかいクッショニングを発揮します」とルイスは説明する。 ルイスによれば、このコアは最適なクッショニングを発揮し、100マイルを超える長距離ランにも対応する。

ランニングシューズの反発力は、速いペースと効率的な足運びを維持するうえで力になる。 ウルトラフライは、反発力で知られるトレイルランニングシューズだ。 「フルレングスのZoomXミッドソールの間に2つに分かれた4分の3レングスのカーボン製Flyplateを挿入したこのシューズなら、優れた反発力でトレイルでもキレのある動作が実現します」とルイスは説明する。 フルレングスのZoomXミッドソールにより、100マイル以上の長距離を走っても快適な履き心地が持続。 「ミッドソールを包み込む保護素材がトレイルで悪天候に遭遇したときもフォームを守ってくれるうえ、非常にミニマルでありながら、ZoomXの快適さを十分に実感できます」

カイガー トレイル ランニングシューズも、同様に岩ころだらけの路面で快適にスピードを維持できるデザインだ。

ルイスによると、ハイキングやランニングに最適なトレイルランニングシューズには他のシューズより丈夫な素材が使われており、岩場や木の根、土砂など、トレイルで遭遇するさまざまな状況からランナーを守ってくれる。 がっしりとした厚底デザインで、強力なトラクションとグリップを発揮するトレイルランニングシューズを選ぼう。 ゼガマやワイルドホースならこういった機能を備えているため、ぬかるんだトレイルにおすすめだと、ルイスは説明する。どちらも硬めのソールを装備し、泥、石ころ、水などの自然環境に対処する際にも十分な安定性を発揮するとのことだ。

ゼガマとワイルドホースは、山岳地帯に分け入るトレイルランナーにも最適だ。 アッパーの素材からアウトソールにいたるまで、どのモデルも大自然がもたらすあらゆる状況に対応できるよう装備されていると、ルイスは話す。 アッパーは、トレイルや平坦でない場所を走る際に横方向の動きをサポートするようにデザイン。より頑丈なアウトソールには、強力なトラクションを発揮する深い溝を刻み、ラバー合成素材を使用している。 ルイスはこう語る。「トレイルランニングシューズは、トレイルランナーが不屈の精神を保ち、遠く離れたどんな地形にも打ち勝てるよう設計されています」

文：エリカ・ブルック・ゴードン