スクワットにおすすめのシューズ

購入ガイド

スクワットの効果を最大限に高めたいのなら、適切なNikeシューズを選ぼう。 選ぶ際は、以下のような機能に着目しよう。

最終更新日:2022年9月26日
この記事は7分で読めます
スクワットにおすすめのシューズはありますか?

スクワットは、誰にでもマスターできる機能的な運動の1つだ。 下半身とコアのさまざまな筋肉を使うため、荷物を持って階段を上ったり、子どもを抱き上げるためにかがんだり、バックスクワットのレベルを上げたりする動きが強化される。 またスクワットは結合組織を強化するため、ケガの防止にも役立つ。

しかしスクワットを正しく実践するには、適切なウェイトリフティングシューズやトレーニングシューズが必要だ。 クッション性が高すぎるシューズでスクワットすると、正しい姿勢が取れずにケガのリスクを高めてしまう。 足を固定して、適切な効果が得られるシューズを選ぼう。 ここでは、シューズ選びとおすすめの商品をご紹介。

スクワットに適したシューズとは?

  • 硬めのソール:非圧縮型ソールなら、地面をかかとで強く押すときに安定する。 逆にクッション性が高すぎるシューズはバランスが取りにくい。 ただしCrossFitのような高負荷プログラムに含まれるスクワットでは、ミッドソールにある程度クッション性が必要な場合もある。
  • 幅広のベース:アウトソールのトラクションに優れた幅広のベースを選ぶことでも足の安定感は確保できる。
  • 足首をサポートする履き口:足首にぴったりフィットして無駄な動きを最小限に抑え、足首をしっかりサポートしながらふらつきを防ぐシューズが理想的だ。
  • 通気性に優れたアッパー:汗をかいても足をさらりと涼しく快適に保てる通気性素材がおすすめ。
  • 軽量ながら耐久性に優れた構造:重すぎず、足を保護する素材を選ぼう。
  • プラスアルファの機能:一部のシューズは、つま先や足首にストラップが付いている。 このストラップも、足をしっかり固定するのに役立つ。

かかとの高さがちょうどよいシューズの選び方

正しいスクワット姿勢が取れるウェイトリフティングシューズは、かかととつま先の高低差(かかとと前足部の高さの差)を考慮して選ぼう。 かかとが高めだと、足首が硬めの人でもスクワットの可動域が確保できる。 一方で、平らなシューズの接地感を好む人もいる。

体格によってかかとの高さの効果も異なってくる。 特定のスクワットスタイルに適したかかとの高さもある。 ジムでトレーニングしている場合は、ほかのエクササイズでの効果も考慮してかかとの高さを選んだほうがよいだろう。

かかととつま先の高低差が小さいシューズ:脚と胴が短めの小柄なアスリート向け。比較的無理せず深いスクワットができるためだ。 同じく、主にローバースクワットや脚を大きく広げるスタンスのスクワットにも向いている。足首をあまり曲げずに正しいフォームでスクワットできるため、平らなシューズが好ましい。 平らなシューズは、定番ワークアウトのデッドリフトやプライオメトリクス運動にも適している。

かかととつま先の高低差が標準的なシューズ:胴が脚より長いアスリート向け。スクワットをするときに前かがみになる傾向があるためだ。 標準的な高さのシューズはとても万能で、ウェイトを使ったさまざまなスタイルのスクワットに最適といえる。 ただしクロストレーニングには、かかとの低いシューズほど向いていない。

かかととつま先の高低差が大きいシューズ:胴も脚も長く、長身のアスリート向け。スクワットでしゃがみ込むのが難しいためだ。 かかとのあるウェイトリフティングシューズは、バーベルフロントスクワットでバランスが取りやすく、ハイバースクワットやオリンピック式のリフティングスタイルを正しい姿勢で実践できる。 脚幅の狭いスタンスにも向いている。

ヒント:足首が硬めの人は、かかとが高めのシューズを選ぶとスクワットがしやすくなる。ただし可動域を広げるトレーニングも同時に続けよう。

ぴったりフィットするシューズの選び方

ジム用シューズを買うときは、ワークアウト時と同じソックスを履いて試着すること。足がむくんでいる夕方に購入したほうがいい。 実際に試着したらスクワットをやってみて、シューズのサポート性能や安定感を確認すること。

どんなスニーカーにも共通するが、履き慣らせばいいという期待は捨てよう。アスリート用のシューズは、履いた瞬間から快適な履き心地を提供できるように作られている。 ぴったりフィットするシューズが見つかるまで、何足か試着してみよう。

ウェイトリフティングシューズを試着する場合は、次の点を確認してほしい。

  • シューズとつま先の間が約3mm以下
  • 履き口がすれたり滑ったりせずにぴったりフィットする
  • シューレースの編み構造が足を圧迫しない
  • スクワット時に足がシューズの中で滑らない
  • 幅広の足なら十分な幅があること

スクワットに最適なNikeのシューズ

  1. 1.ナイキ メトコン

    メトコンは、プライオスクワットやウェイトを使ったフロントスクワットに適している。 幅広の平らなかかとが安定感を確保し、そのまま有酸素運動に移行できる十分なクッショニングも備えている。 サポート機能はシューズによって異なる。たとえば、ぴったりフィットする内部ウェビングやアンクルストラップなど。滑りにくいアウトソールは、各種床面やロープクライミングでも優れたトラクションを発揮する。

  2. 2.ナイキ サバレオスとナイキ ロマレオス

    かかとのあるシューズが身体にもトレーニングも合っている人なら検討してみよう。 幅広の平らなかかとで、アウトソールのトラクションが優れている。硬めのミッドソールとアンクルストラップが土踏まずをサポートして安定感を強化している。かかとが高めなので、より深くスクワットできる。 パワーリフティングが目的なら、どちらもおすすめだ。

  3. 3.ナイキ スーパーレップ

    高負荷インターバルトレーニングクラスでスクワットやスクワットジャンプに取り組む場合は、足裏にしっかりめのクッショニングが必要だ。 前足部にZoom Airユニットが2個搭載されたナイキ スーパーレップは、垂直方向にジャンプしやすい。大きめのアーク(サポートパーツ)が、ラテラル スクワットジャンプで左右の動きをサポートする。

    どんな動きや目標でも、ナイキにはぴったりのトレーニングシューズがある。あなたの進化を支える一足が、自身のスタイルにもあったカラーで見つかるはずだ。

ランニングシューズでスクワットしてはだめ?

当然だが、適してはいない。 ランニングシューズは前方向への動きと衝撃吸収を目的に設計されているが、ウェイトリフティングシューズやクロストレーニング用シューズは安定感を重視した設計だ。 ランニングシューズは、スクワットのフォーム(特に胴の角度)にも悪影響を与える可能性がある。 クッショニングのせいでバランスが取りにくくなり、ケガの危険性も高まる。

ウェイトリフティングには平らなシューズの方が良い?

身体の特徴、個人の好み、実践する動きの種類によって異なる。 ウェイトリフターの多くが、安定した素足のような履き心地の平らなシューズを好む。だが足首の可動性が気になる人は、高めのヒールを好む。

平らなシューズの用途は多様で、デッドリフトも可能だ。その一方で、かかとが高めのウェイトリフティングシューズは特定の動きでフォーム改善に効果がある。 自分の体格や一般的なエクササイズルーティンに適したかかとの高さを選ぼう。 ぴったりフィットするシューズが見つかるまで、何足か試着してみる必要があるかもしれない。

公開日:2021年12月29日