歩き始めの乳幼児に最適なベビーシューズの選び方
購入ガイド
適切なシューズは、歩き始めたばかりの乳幼児が正しい一歩を踏み出すのをサポートする。

小さなわが子がついに立ち上がった。それは、もうまもなく歩き始めることを意味している。 自宅では裸足が理想的だが、外を歩き回り始めたら足を保護する必要が出てくる。 そこで、ファーストシューズを選ぶときのポイントを紹介しよう。
歩き始めの乳幼児はシューズを履くべき?
Nikeのシニアプロダクトラインマネージャーであるカーヴェ・バーソロミューは、裸足がベストだと言う。 シューズを履かない裸足の状態だと、足を自由に曲げ伸ばししたり、地面をとらえたり、足指を広げたりでき、足の自然な発達につながる。 研究によれば、生涯にわたる歩行パターンは、歩き始めてから5〜6か月もすると固定化し始める。
しかし、裸足では常に安全に過ごすというわけにいかず、実用的ともいえない。 でこぼこした路面や滑りやすい床など、環境上の危険要因がある場合、乳幼児は足を保護するシューズを履く必要がある。
歩き始めの乳幼児に最適なベビーシューズとは?
「最低限の保護機能」を備えたシューズを見つけ、裸足に近い状態にすることが好ましいと、バーソロミューはアドバイスする。 彼が推奨する具体的な機能をいくつか紹介しよう。
- 「歩き始めの乳幼児向けベビーシューズは、かかととつま先部分の高低差がなく、できるだけ地面との一体感を感じられるものが理想的」と彼は話す。 裸足に近い感覚が得られるだけでなく、バランス感覚も養われる。
- そしてつま先を広げたり曲げたりできるゆとりが確保された、トゥボックスの広いシューズを選ぶ必要がある。 たとえば、ナイキ スウッシュ 1はあらゆる方向に曲がるため、足の自然な発達をサポートする。 そのため、ナイキ スウッシュ 1は、Nikeキッズシューズとして初めてAmerican Podiatric Medical Association Seal of Acceptance(米国足病医学協会の認証マーク)を取得した。
- トラクションを発揮して転倒リスクを減らすには、耐久性とグリップ性を備えたアウトソールが不可欠。 たとえば、ナイキ スウッシュ 1のアウトソールには、軽量テクスチャード加工を施した熱可塑性ポリウレタンが使われている。 安全性の高いフットウェアによく使われるこの素材は、クッショニング、耐久性、柔軟性に優れた定番の素材だ。
一日中快適に過ごせるシューズとは?
バーソロミューによれば、乳幼児の足はとても厚い脂肪と厚い皮膚で覆われており、皮膚の厚さは最大で大人の8倍にもなるのだという。 「彼らの足が必要としているのは、最低限度の保護です」
理想的には、ソックスを履かずに歩ける程度に快適なシューズが望ましい、と彼は説明する。 つまり、縫い目や端の硬い部分が不快感を与えるようではいけないということだ。 たとえば、ナイキ スウッシュ 1には縫い目のないFlyknitブーティーが採用されている。シェニール糸のおかげで抜群に柔らかい履き心地だ。
ナイキ スウッシュ 1には他にどんな特徴がある?
この歩き始めの乳幼児向けシューズ(62ドル)は、滑りにくいアウトソール、Flyknitアッパー、面ファスナーストラップを特徴としていて、 サイズは3C~7C(9cm~13cm)まである。
わが子にぴったりのサイズのシューズを見つける方法は?
この方法で測定できない場合は、床に紙をテープで貼ろう。 子どもの片足を紙の上に乗せて立たせる。 両足を肩幅に開かせ、体重が均等にかかる状態にする。 次に、ペンか鉛筆を地面にまっすぐに当て、足の親指の先とかかとの端の部分に印をつける。 子どもの足を紙から外し、印を付けた2点の間の距離を測る。 もう一方の足も同じようにして、最も長い部分の長さを書き留める。
サイズ表を確認して、最も長い部分の長さに対応するサイズを選ぶ。 2つのサイズの中間なら、大きい方のサイズを選ぼう。
文:ディナ・チェイニー