雨の日のランニングに欠かせない防水ランニングギア

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母なる自然は、ワークアウトの時間を変えることはできない。 ランニング用の適切なレインギアがあれば、雨の日でもびしょ濡れになることなくランニングできる。

最終更新日:2024年11月20日
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雨の日に最適なランニングギア

ワークアウトスケジュールが晴れの日と常にぴったり一致するというわけにはいかない。 小雨の日もあれば、どしゃ降りの日もあり、天気はまったく予測不可能だ。 しかし、雨の日がトレーニングの妨げとなるには及ばない。

それどころか、暑さが払拭され、ランニングコースの人出が減るため、雨の中でのランニングを楽しいと感じる人も実はいる。 ライバルが屋内にこもっているうちに、雨の日のランニングのためにデザインされたギアでスピードと持久力を高めよう。 びしょ濡れにならずに良い結果を出すために必要なアイテムを紹介しよう。

どのようなレインギアが必要か?

防水性はジャケットの品質によって異なります。

  • Repelギアが小雨の中でもさらりとした状態をキープ。
  • Storm-FITギアは水の浸透に抵抗しますが、耐えることができる水の量と暴露の長さには制限があります。
  • Storm-FIT ADVギアは、どんな天候でも乾いた状態を保つ実証済みのギアです。 これらのアイテムは通常、水の浸入を防ぐために密閉された縫い目と専用のジッパーが付いています。

耐水ギアは、小雨が降る中で汗を流したいときに最適。なぜなら、ほとんどの耐水テクノロジーには、内側の湿気を逃がしつつ、雨をブロックする機能があるからだ。雨の日に汗を流すための重要なポイントは、通気性が優れているかどうかという点である。 完全防水ギアは、雨水が入らない状態をキープできるが、その一方で、通気性を確保しづらい。そのため、脇下にジッパーなどの機能を備えているかどうかを確認するとよい。

に欠かせない7つのアイテム

以下に挙げる雨天用の必須アイテムリストをチェックして、安全かつ快適にランニングするために必要なギアを確保しよう。

1. レインジャケット

適切なジャケットかどうかは、家に着いたときにびしょ濡れになっているか、またはさらりとした状態を維持できているかによって決まる。 雨からも風からも体を守ることができ、縫い目が密閉されていて、電子機器を濡らすことなく携帯できるポケットを備えたジャケットを選ぼう。

また、内側を乾いた状態にキープするためには、通気性と速乾性にも優れているジャケットが好ましい。 さらに、頭と首が濡れるのを防ぐことができるフード付きのジャケットを探してみよう。

寒い日は、ダウンよりも合成断熱素材を使用したジャケットを選ぼう。 合成断熱材は、濡れても保温性が持続する。 気温に合わせて防水シェルの下に通気性に優れたフリースジャケットを重ね着し、気温に合せて自分好みの快適さに調節するとよい。 小雨からどしゃ降りまで、さまざまな雨の日に対応するためのおすすめアイテムは以下のとおり。

小雨

軽くて耐水機能のあるギアが必要。 アクティブに体を動かし続けることができ、雨の中でもさらりとした状態が持続するジャケットを選ぼう。 通気性に優れたナイキ レペル ジャケットなら最高だ。 自分のスタイルを引き立ててくれ、季節に応じた保温性を発揮するものを選ぶとよい。

雨が降り続く日

雨の中でもさらりとした状態をキープできるギアが必要。 動きを邪魔することなく、悪天候から体を保護するジャケットを選ぼう。 風雨をしっかりブロックするアノラックやランニングジャケットが最適。 折り畳んでポーチに収納できるタイプのNikeジャケットなら、予想外の天候にも対応できる。 電子機器を携帯するなら、安全に収納できるポケットを備えていることを確認すべきだ。 寒くなってきたら、レインシェルの下にランニングミッドレイヤーを重ね着しよう。

どしゃ降り

悪天候から完全に体を保護できる防水ギアが必要。 Storm-Fit ADVテクノロジーを搭載したジャケットを選ぼう。縫い目が密閉されているため、水分を浸透させにくい。 用意ができたら、雨の中でプレーしよう。 水を飛び散らして動き回ろう。 さらりとした状態をキープできる。

2. ランニングシューズ

ロードランでもトレイルランでも、濡れた地面を走るときは強力なトラクションが必要となる。 頑丈なアウトソールを備えたシューズなら、滑りやすい場所でのけが防止に役立つ。 また、通気性に優れ、肌から湿気を逃がすことができるランニングシューズが好ましい。

湿気は靴擦れや水ぶくれの原因になるため、雨の日のランニングではいつも以上に最適なフィットが重要だ。 ヒール後部が滑ったり擦れたりしないランニングシューズを選ぼう。

定期的に雨の中でランニングするなら、 GORE-TEXを使用した防水ランニングシューズを選ぶこともおすすめだ。 GORE-TEXテクノロジーは、浸水を防ぎながら蒸気を逃がし、足をさらりとした状態にキープする。 しかし、それでも雨水は履き口周りから浸水してくることがあるので、防水ゲートルがあると便利だ。

3. 防水ゲートル

ゲートルは、シューズの上部を覆って雨をシャットアウトするためのもの。 ひどいどしゃ降りの日でも足をさらりとした状態を保つためには、絶対に欠かせないアイテムだ。 雨の日のランニングには足首を覆う高さのゲートルで十分だが、雪の中をハイキングする場合には、より高くまで覆えるゲートルを選ぶとよい。 ずり上がることがなく、不快なほどタイトでもない、ぴったりしたフィット感のゲートルを選ぼう。

4. ランニングソックス

コットン素材のソックスは水を吸収するため、足が重く、冷たくなる。 合成繊維混紡素材を使用した、速乾性に優れたランニングソックスを選ぼう。 気温に合わせて、軽めのソックスと厚手のソックスを使い分けるとよい。ただし、ランニングシューズを履いたときにしっかりフィットすることを確認しよう。

5. 耐水パンツ

小雨が降っていても暖かい日にはショートパンツで十分だが、雨が激しく降る日にはさらりとした状態をキープでき、肌との摩擦を防げる耐水パンツが適している。

耐水リップストップ素材は悪天候に最も強いが、より快適な着用感のレギンスを求めているなら、コットン素材のレギンスではなくDri-FITレギンスを選んで欲しい。 高性能マイクロファイバー構造で、素材の表面から湿気をすばやく蒸発させることができる。

6. 速乾性に優れたTシャツ

ジャケットの役目が雨をシャットアウトすることであるのに対し、シャツの役目は汗を逃がすことだ。 この2つを合わせれば、さらりとした快適な状態をキープできる。 ナイキ Dri-FIT シャツやナイキ Dri-FIT トップは、ドライな状態が持続するようデザインされており、さまざまなカラーとスタイルが用意されている。

寒い日にはロングスリーブTシャツを着るか、あるいはシャツとランニングジャケットの間にフリースを重ね着して保温性を高めよう。

7. キャップまたはバイザー

フード付きのランニングジャケットは頭を濡らさずにキープできるが、顔を雨から守ることはできない。 つばの幅が広いキャップ(または暖かい日ならバイザー)を着用すれば、顔を保護してはっきりとランニングルートを見渡すことができる。

雨の中で安全を確保するためのヒント

  1. リフレクティブ(再帰反射)素材のウェアを選ぶ:雨の日は視界が悪く、道を横断するときに危険性が高まる。 ドライバーからよく見えるよう、リフレクティブ(再帰反射)素材を使用したランニングジャケットとパンツを選ぶか、ランニングウェアにリフレクティブテープをプラスしよう。
  2. 雷雨の場合はランニングしない:ランニングの前に天候をチェックし、 雷雨の予報が出ている場合は、屋内でトレッドミルを使ってランニングするか、自宅でできる替りの有酸素運動をしよう。 雷に打たれる可能性は高くないが、天候に関して言えば、落雷は最も多い死因なのだ。
  3. 天候に合ったウェアを着用する:たとえ防水ウェアを着用しても、雨の日のランニングでは体が濡れてしまうことがある。 気温が低い中で体が濡れると寒さが増し、低体温になるリスクが高まる。 自分自身を守るために、十分に保温性のあるウェアを着用しよう。 これとは逆に、暑い日には重ね着しすぎないようにしよう。 重ね着をすると、雨の中では乾いた状態を維持できるどころか、濡れて重くなってしまう。
  4. 肌とウェアの擦れを予防する:湿気が原因で、ランニング中に肌とウェアが擦れる場合がある。脇下や内ももなど、擦れやすい箇所には、摩擦から皮膚を守るクリームを塗っておくとよい。 また、暑い日は着圧感のあるインナー付きのショートパンツを着用し、寒い日はランニングパンツの下に着圧感のあるタイツを重ね着するとよい。
  5. 乾いた予備ソックスを携帯する:ソックスがびしょ濡れになると、スピードが落ちる。 濡れて不快感がある場合や、いつもよりシューズが肌に擦れていることに気付いた場合は、ランニングを諦めたくなる前にソックスを替えよう。
  6. 水分補給をする:雨が降っている日でも、水分をたっぷり摂ることは忘れずに。 ランニングにはハイドレーションパックや水筒を携帯し、定期的に水分補給をしよう。
  7. 注意を払って運動する:ほとんどの場合、雨の中でも安全に走れるが、滑りやすくなっている場所ではけがのリスクが高まる。 ぬかるんだトレイルで強力なトラクションを発揮するようデザインされたランニングシューズを履いていても、足元への注意が必要だ。 ルートを見渡しながらランニングし、危なそうな場所には着地しないようにしよう。
  8. ランニング後は、すぐに濡れたウェアから着替える:ランニング中は体から大量の熱が発生するが、クールダウン後に濡れたウェアを着続けると、低体温に陥るリスクが高まる。 湿気が原因でイースト菌などの菌に感染するおそれもあるため、ランニングを終えて帰宅したらすぐに乾いたウェアに着替えるか、またはシャワーを浴びて乾いたウェアに着替えよう。

雨の日のランニングに関するよくある質問

雨の日にランニングをしても大丈夫?

保護性能に優れ、リフレクティブ(再帰反射)素材を使用したウェアを着用すれば、安全にランニングできる。ただし、雷雨のときには避けること。 雨の日のランニングを楽しいと感じるランナーもいる。 気温に合わせてウェアを選ぶこと、そして家に帰ったらすぐに濡れたウェアを脱ぐこと。この2点に注意しよう。

どのようなランニング用レインギアが理想的か?

風雨などの悪天候に強い素材で作られたランニング用レインギアが理想的。 また、雨の日のランニングではリフレクティブ(再帰反射)素材を使用したウェアと、濡れた路面で十分なトラクションを発揮するランニングシューズを着用することも重要だ。

雨の中でランニングすると風邪をひきやすいのでは?

雨の中でのランニング自体で病気にかかることはない。 しかし、その結果体温が下がり、ウイルスにさらされた場合、病気にかかりやすくなる可能性があります。 ウイルスの感染経路は一般的に、ウイルスが付着している物の表面に触れた手で口、鼻、目に触れることによって引き起こされる接触感染か、または感染者の周囲の空気を吸うことによる空気感染だ。

公開日:2024年11月19日

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