かかとから着地するランナーの足を快適にサポートするNikeのシューズ

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自分のランニングスタイルに適したデザインのシューズなら、足を快適にサポートしてくれる。 かかとから着地するヒールストライク走法に最適なNikeのシューズを紹介しよう。

最終更新日:2022年2月1日
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ヒールストライク走法に最適なNikeのランニングシューズ

ランニングスタイルは人によって若干異なり、着地する位置もかかと、足中央部、前足部と違いがあるが、どのようなスタイルでもランニングのメリットは享受できる。 しかしシューズやワークアウト用のギアに関しては、自分の体のニーズを理解しておいたほうが、より快適に、効率良く目標に到達できるはず。 自分の着地スタイルに合ったデザインのランニングシューズを選べば、長距離を走っても足を十分にサポートしてくれる。 ここでは、かかとから着地するヒールストライク走法に適したランニングシューズを選ぶポイントと、Nikeがおすすめするヒールストライク走法向けシューズを紹介する。

ヒールストライク走法に適したランニングシューズの機能

  • ミッドソールのクッショニング:かかとで着地するランナーには、着地の衝撃を吸収する、反発力とクッション性に優れたミッドソールが必要。 特にクッション性の高いシューズを好むランナーもいれば、中程度のクッショニングのシューズのほうが快適というランナーもいる。
  • ヒールドロップが大きい:ヒールドロップとは、かかととつま先の厚みの差のこと。 かかと部分のクッショニングが厚ければ、着地時の感触が柔らかく、蹴り出しまでのローリングもしっかりサポートしてくれる。 ソールが薄いミニマリストシューズや、素足感覚で履けるベアフットランニングシューズは、ミッドフット走法やフォアフット走法を取り入れたいランナーに適している。
  • 後足部の安定性に優れている:後足部をしっかりサポートするシューズを選ぼう。 ニュートラルな足運びをキープでき、安定感のある着地を実現する。
  • かかとに傾斜がついている:ヒールストライク走法に適したシューズのアウトソールはカーブをつけるか、かかとの反発力を強化することで、足の接地箇所が徐々に移動する設計になっている。 そのまますぐに接地するよりも、より快適なのだ。

フィット感と快適さを優先する

どんなシューズがより高い機能性を発揮するかは、ランナーによって異なることを覚えておく必要がある。 だからこそ、快適さとフィット感を最優先しよう。 ランニングシューズは最初からぴったりフィットするものを選ぶこと。履いているうちに慣れることを期待してはいけない。 適切にフィットするランニングシューズを選ぶには、足指を曲げ伸ばしできる十分なゆとりがトゥボックスにあるか、また履き口が足首に擦れたり、足が抜けたりすることがないか確認しよう。 アッパーはきつすぎず甲をしっかり固定してくれるものを、アウトソールの形は自分の足に合うものを選ぶと良い。 購入の候補に挙がった新しいランニングシューズは、試着して走ってみること。

Nikeのランニングシューズには、いつもかかとで着地しているランナーが比較的快適に走れるシューズもある。 ヒールストライク走法のランナーにおすすめのシューズを紹介しよう。

ヒールストライク走法に最適なNikeのシューズ

  1. 1.ナイキ ペガサス、ナイキ ペガサス トレイル

    ナイキ エア ズーム ペガサスは、毎日のランにぴったりのスタイル。 トゥボックスが幅広で、アッパーを縫い合わせてフィット感を高めたデザイン。軽量で耐久性と反発力に優れたNike Reactフォームを搭載している。 前足部にはZoom Airユニットも配置。足中央部のウェビングで足をしっかり固定する。 アッパーは通気性が高く、涼しく快適な履き心地が持続する。 ナイキ エア ズーム ペガサス トレイルは、起伏の多い地形でのランニング向けにデザインされたスタイル。耐久性を高めた構造、優れたトラクション、GORE-TEXで防水性を高めたアッパーなどの機能を備えている。 ヒールドロップが10mmあり、傾斜がついていることで、ヒールストライク走法に適したシューズと言える。

  2. 2.ナイキ ボメロ

    この超軽量ロードランニングシューズは、アッパーの伸縮性と通気性が高く、涼しい履き心地が持続する。足中央部のバンドは好みのフィット感に調節可能。 Nike ZoomXフォームと前足部に内蔵されたZoom Airユニットの組み合わせによりクッション性を強化し、踏み出すたびにエネルギーリターンを発揮する。 安定性を高めるヒールクリップが着地時に後足部をサポート。角度をつけたアウトソールと10mmのヒールドロップにより、ヒールストライク走法で快適に走れる。

  3. 3.ナイキ リアクト インフィニティ ラン

    ナイキ リアクト インフィニティ ランは、ヒールドロップが約9mmあるヒールストライク走法に適したシューズ。かかと部分を成型してサポート性を高め、ヒールに傾斜をつけている。またNike Reactフォームが内蔵されており、クッショニングと弾むような履き心地を実感できる。 シューレースなしとシューレースありの2つのスタイルがあり、どちらもアッパーは通気性に優れたFlyknitだ。 縫い目のないニットがソックスのようにフィットし、必要とされる部分をサポートするデザイン。 履き口はクッション入りで快適さが持続。ラバーアウトソールでトラクションと耐久性を強化している。 そのうえ、インフィニティ ランはカラーバリエーションが豊富で、スタイルのカスタマイズも可能。

よくある質問

ヒールストライク走法は悪い走法か?

必ずしも悪いとは言えない。 『Medicine and Science in Sports and Exercise』に掲載された2013年の研究によると、かかとで着地するランナーは、膝を負傷するリスクが高い。 一方、足中央部や前足部で着地するランナーは、アキレス腱に大きな負荷がかかるため、アキレス腱を負傷しやすいことが、『American Journal of Sports Medicine』に掲載された2017年の研究で明らかになっている。 また、ハーバード大学による2012年の小規模な調査では、かかとで着地するランナーは反復運動過多損傷を引き起こす可能性が高いことがわかった。ただ、かかとで着地するランナーとかかと以外の部分で着地するランナーで、けがをする割合に有意な差があることを示せる規模の調査は行われていない。異なるタイプのけがを引き起こす可能性があるとしか言えないようだ。

ヒールストライク走法ではスピードが落ちるか?

文献の系統的レビューでは、着地パターンは、ランニングのスピードや効率性に影響しないことがわかっている。

ヒールストライク走法は修正できるか?

素足感覚に近いベアフットランニングシューズを履くことで、ミッドフット走法やフォアフット走法に近づけていくことはできる。ただ、覚えておきたいのは、パフォーマンス向上やけがのリスク低減につながる可能性は低いということ。 ランニングフォームを改善したいのなら、腰に対してどの位置で足が着地しているかに着目する必要がある。 ストライドが大きすぎて体の前で着地すると、関節に負荷がかかりスピードが落ちる可能性があるため、腰の真下で着地するフォームが望ましい。

公開日:2022年1月24日