Air Max 95の歴史
Department of Nike Archives
伝統を受け継ぐ一足。
最終更新日:2024年5月23日
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最新のエア マックスのデザインは、当初Nike社内で激しい抵抗に遭った。 見慣れないデザインと、前足部にビジブルAirを初めて搭載したからだ。 Nikeのランニングシューズで初めて使用されたブラックのミッドソールを気に入った人もいれば、嫌った人もいた。 デザイナーのセルジオ・ロザーノにとって、それは何か新しいことの始まりを予感させるものだった。
デザインは、2つの異なるアイデアからインスピレーションを受けて生まれた。 1つ目は、自然が生み出したシューズというアイデア。土壌の層が雨によって浸食され、製品が姿を現したという設定だ。 2つ目は、人体の複雑さをモチーフとしたアイデア。アウトソールとヒールに配されたシャンクが背骨を表し、デザインのバックボーンとなっている。 ナイロン製のアイレットで肋骨を、メッシュを重ねた両サイドのシューレース構造で筋繊維と筋肉を表現した。
シューズが発売されることとなった1995年、Nikeはシューボックスのロゴとカラーをシューズと揃えることにした。特に、シューズのAirバッグとシューレースループに特徴的なネオンをあしらい、ブラックのアウトソールを採用したのだ。 結果として、シューズのスタイルと快適性、イノベーションが高い評価を受けることとなった。 前足部にビジブルAirを搭載した初のランニングシューズは、2つのAirユニットを搭載したクッショニングシステムにより、従来よりも快適な履き心地と高いサポート性を実現した。
そして30年近く経った今でも、エア マックス 95はAir Maxシリーズの定番スニーカーとして愛され続けている。 シューズを探しているなら、 最新のスタイルをチェックしよう。